特許
J-GLOBAL ID:200903095900347401

視線検出装置、視線検出方法、および視線検出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三好 秀和 ,  勝 治人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-336262
公開番号(公開出願番号):特開2007-136000
出願日: 2005年11月21日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】 精度の高い推定視線データを算出し、利用者のキャリブレーション処理の負担を軽減させる視線検出装置、方法、プログラムを提供する。 【解決手段】 第1および第2赤外線光源101、102の中心位置に設置された眼球撮影用カメラ103を有する眼球撮影装置10と、眼球撮影用カメラ103で撮影された眼球の画像から瞳孔位置を算出する瞳孔位置算出部11と、この眼球の画像から第1および第2反射像位置の中心位置を仮想反射像位置として検出する反射像位置検出部12と、角膜表面上での個人差による反射像の大きさの誤差の比率を補正比率として算出する補正比率算出部14と、補正比率を用いて仮想反射像位置に対する補正瞳孔位置を算出し、この補正瞳孔位置と仮想反射像位置とから推定視線を算出する推定視線ベクトル算出部15と、推定視線を個人パラメータで補正する推定視線ベクトル補正部20とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
近赤外線光を利用者の眼球に照射する第1近赤外線光源および第2赤外線光源と、この第1近赤外線光源と第2赤外線光源とを結ぶライン上の中心位置に設置され照射された赤外線光が反射した前記眼球を撮影する眼球撮影用カメラとを有する眼球撮影装置と、 前記眼球撮影装置から前記眼球までの距離である眼球距離を計測する距離計測部と、 前記眼球撮影用カメラで撮影された眼球の画像から瞳孔の中心位置を算出する瞳孔位置算出部と、 前記眼球撮影用カメラで撮影された眼球の画像から、前記第1近赤外線光源から照射された近赤外線光の角膜反射像の中心位置である第1反射像位置と前記第2近赤外線光源から照射された近赤外線光の角膜反射像の中心位置である第2反射像位置とを検出し、前記第1反射像位置と前記第2反射像位置との中心位置を仮想反射像位置として検出するとともに、前記第1反射像位置と前記第2反射像位置との間の距離である反射像間距離を計測する反射像位置検出部と、 前記第1近赤外線光源と前記第2赤外線光源との間の距離である光源間距離と前記眼球距離とから推定される角膜表面の反射像間距離を推定反射像間距離として算出するとともに、この推定反射像間距離の前記反射像間距離に対する比率を補正比率として算出する補正比率算出部と、 前記仮想反射像位置から前記瞳孔位置までの距離を前記補正比率で補正することにより前記仮想反射像位置に対する補正された瞳孔の中心位置である補正瞳孔位置を算出し、この補正瞳孔位置と前記仮想反射像位置とから推定される推定視線を算出する推定視線算出部と、 算出された推定視線を、利用者毎の誤差補正のために予め算出された個人パラメータで補正する推定視線補正部と、 前記補正された推定視線を前記利用者の視線として検出する視線検出部と、 を備えることを特徴とする視線検出装置。
IPC (3件):
A61B 3/113 ,  G02B 7/28 ,  G06F 3/033
FI (3件):
A61B3/10 B ,  G02B7/11 N ,  G06F3/033 310A
Fターム (6件):
2H051BA80 ,  2H051DA24 ,  2H051GB11 ,  5B087BC01 ,  5B087BC32 ,  5B087CC33
引用特許:
出願人引用 (3件)
引用文献:
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