特許
J-GLOBAL ID:200903095901544200
故障点標定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-247354
公開番号(公開出願番号):特開平10-090341
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 多端子2回線系統での故障点標定を可能にする。【解決手段】 それぞれの区間の距離,区間の単位長当たりのインピーダンス,自端子または第i番端子への分岐点からその次の分岐点までの区間Lkのインピーダンスと、第i番端子の1回線電流,2回線電流,自端電圧(インピーダンス演算の場合)の計測値を取り入れて自端子または第i番端子への分岐点から故障地点までの距離xを差電流演算式またはインピーダンス演算式で順次求め、求めたxが距離の許容誤差をdとしてd≦x≦Lk+dの範囲に入っている場合、そのx値に自端からその分岐点までの距離Xを加えて標定値とする。上記範囲に入っていない場合、その範囲に入るまで、分岐点を変えてxを求め、その分岐点までの距離Xを加える。
請求項(抜粋):
複数の分岐点をもつ平行2回線送電系統において、それぞれの区間jの距離Lj,区間jの単位長当たりのインピーダンスZj,自端子または第i番端子への分岐点からその次の分岐点までの区間kのインピーダンスZkと第i番端子の1回線側電流I1i及び2回線側電流I2iの計測値を取り入れて自端子または第i番端子への分岐点から故障地点までの距離xを次式【数1】によりそれぞれ順次求め、求めたxが距離の許容誤差をd(d>0)として -d≦x≦Lk+d の範囲に入っている場合、そのx値に自端からその第i番端子への分岐点までの距離を加えて標定値とすることを特徴とする故障点標定方法。
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