特許
J-GLOBAL ID:200903095904630094

核医学イメージング装置の補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 祐介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-296159
公開番号(公開出願番号):特開平7-128450
出願日: 1993年10月31日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 2核種同時収集の場合あるいは1核種収集でもマルチピークの場合等において散乱線除去補正と吸収補正とを良好に行なう。【構成】 エネルギースペクトルにおいて光電効果領域のなかで光電ピークよりも高いエネルギー側の領域のカウントSo、S1、S2を光電効果領域より高エネルギー側の領域のカウントBo、B1、B2で修正したものをパラメータとして散乱線除去補正用データを得、光電効果領域より低エネルギー側の領域のカウントCo、C1、C2をBo、B1、B2で修正したものをパラメータとして吸収補正用データを得る。
請求項(抜粋):
測定したエネルギースペクトルにおいて光電効果領域のなかで光電ピークよりも高いエネルギー側の第1の領域と、光電効果領域より高エネルギー側の第2の領域と、光電効果領域より低エネルギー側の第3の領域とを定め、被検体と類似した散乱・吸収体についてあらかじめ得た複数のエネルギースペクトルと散乱・吸収体のない場合のエネルギースペクトルから、上記第2の領域のカウントで修正した第1のカウントをパラメータとした第1の補正データを得るとともに、上記第2の領域のカウントで修正した第3のカウントをパラメータとした第2の補正データを得ておき、実際の被検体についてエネルギースペクトルが測定されたとき、該エネルギースペクトルから上記第2の領域のカウントで修正した第1のカウントを求め、これをパラメータとして該当する第1の補正データを取り出して該エネルギースペクトルにおける所望のエネルギーのカウントを補正し、且つ該エネルギースペクトルから上記第2の領域のカウントで修正した第3のカウントを求め、これをパラメータとして該当する第2の補正データを取り出して該エネルギースペクトルにおける所望のエネルギーのカウントを補正することを特徴とする核医学イメージング装置の補正方法。

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