特許
J-GLOBAL ID:200903095922909675

精製マグネシウム材とその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-225617
公開番号(公開出願番号):特開平6-158192
出願日: 1993年09月10日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 難燃化した実質的にポロシティのない精製マグネシウム材及びその方法を提供すること。【構成】 本発明はマグネシウム材の精製方法と精製マグネシウム材であって、マグネシウム融体はアルカリ土類金属の添加により難燃化され、縦渦流によりドロス形成雰囲気に接触させて薄膜状ドロスを融体表面に形成する。この薄膜状ドロスは、上記縦渦流により浮上してきた不純物を包み込むように凝着させる。このドロスをるつぼの片隅に集積し、不純物の再拡散を防止する。上記融体に対し縦渦流を形成し続けることにより、マグネシウム融体の清浄度が向上し、精製されることになる。 又、該融体を冷却、凝固すると、アルカリ土類金属添加に特有なポロシティーが著しく低減出来た鋳造用インゴットが供給出来、更に該インゴットを溶解し鋳造品を鋳造した場合にも、品質良好な製品をうることが出来る。
請求項(抜粋):
マグネシウムもしくはマグネシウム合金にカルシウム、バリウムまたはストロンチウムから選ばれる少なくとも1種のアルカリ土類金属を添加してマグネシウム材の融体を難燃化し、該融体を縦渦流が形成されるように撹拌し融体表面を大気または他のドロス形成雰囲気に積極的に接触させてドロス薄膜を形成させる一方上記融体とともに上昇する不純物を融体表面に形成されるドロス薄膜に凝着させて集積することを特徴とするマグネシウム材の精製方法。
IPC (2件):
C22B 26/22 ,  C22C 1/02

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