特許
J-GLOBAL ID:200903095923673683

芳香族ポリイミド、ポリアミドまたはポリアミド-イミドポリマー類のブレンド物から製造される気体分離膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-507287
公開番号(公開出願番号):特表平8-501977
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】本発明は、特定ポリマー類のブレンド物から製造される、優れた気体輸送特性を示す気体分離膜を提供する。特に、特定のアルキル置換芳香族ポリイミド類、ポリアミド類またはポリアミド-イミド類を特定の芳香族ポリイミド類とブレンドすることによって、優れた生産率と良好な選択率を示す気体分離膜を与える。
請求項(抜粋):
異なる分子構造を有する少なくとも2種のポリマー類の混和性ブレンド物で出来ている気体分離用膜状構造物において、上記ポリマー類の第一ポリマーが、下記のポリイミド類、ポリアミド類およびポリアミド-イミド類: (a)繰り返し単位:[ここで、-Ar-は、0%-99%が任意の芳香族ジアミン部分であり、そして1-100%が、下記の式:(式中、-Ar’-は、であり、ここで、X=なしまたはR’であり、またはそれらの混合物であり、ここで、Zは、独立して、-H、1から6個の炭素原子を有するアルキル基、6から12個の炭素原子を有する芳香族基またはハロゲン基、例えば-F、-Cl)-Brまたは-Iであり、ここで、nは、Oから4の整数であり、R”は、またはまたはそれらの混合物である)で表される芳香族ジアミン部分であり、そしてまたはそれらの混合物であり、ここで、R”’は、またはそれらの混合物である]を含んでいる本発明で有効なポリイミド材料、 (b)繰り返し単位:[ここで、Arは、上で定義したArであり、そしてRaは、任意の芳香族二酸部分である]を含んでいる本発明で有効なポリアミド材料、 (c)繰り返し単位:[ここで、Arは、独立して、上で定義したのと同じであり、RおよびRaは、上で定義したのと同じであり、Rbは、任意の芳香族部分であり、そしてx、yおよびzは、x+y+z=1の場合の分数である]を含んでいる本発明で有効なポリアミドーイミド材料、または上に記述したポリイミド類とポリアミド類との混合物であってもよいポリアミド-イミド材料、から成る群から選択され、そして上記ポリマーの第二ポリマーが、下記の繰り返し単位:[ここで、Ar’は、であり、そしてRは上で定義したのと同じであり、そしてYは、1-6個の炭素原子を有するアルキル基、または6-12個の炭素原子を有する芳香族基である]を含んでいるポリイミドである、構造物。
IPC (2件):
B01D 71/56 ,  B01D 71/64

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