特許
J-GLOBAL ID:200903095924072438

磁場射出成形機の励磁コイル異常検知方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-075349
公開番号(公開出願番号):特開平6-254933
出願日: 1993年03月09日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 温度センサ等を設けなくても励磁コイル全体の昇温の程度を把握できるようにする。【構成】 型締装置3によって金型1を型締めし、ついで、射出装置10によって溶融樹脂磁石材料を金型1のキャビティ2内に射出して保圧する。これと同時に励磁コイル4a,4bに通電することによって、金型1に磁界が印加され、キャビティ2内で前記溶融樹脂磁石材料中に含有する磁性体粉末の配向つまり着磁が行われる。保圧完了後冷却工程に入り、励磁コイル4a,4bに前記着磁の場合と逆方向へ通電して脱磁を行う。脱磁完了後励磁コイル4a,4bへの通電を止め、比較器7によって、抵抗測定器6で測定した抵抗値と設定値とを比較し、前記抵抗値の方が大きいときに出力される信号に基いて警報器から警報を出させて昇温異常を判定する。
請求項(抜粋):
型締装置の型盤に励磁コイルを設けた磁場射出成形機を使用し、前記型締装置によって金型を型締めしたのち、前記励磁コイルに通電して前記金型のキャビティ内に磁界を形成しつつ該キャビティ内へ異方性の磁性体粉末を含有する溶融樹脂磁石材料を射出して、前記磁性体粉末を前記磁界の方向へ配向させる磁場射出成形工程を繰り返し実行する磁場射出成形方法において、前記磁場射出成形工程中の前記励磁コイルに通電していない間に前記励磁コイルの抵抗値を測定し、測定された前記抵抗値が予め設定した設定値より大きくなったときに励磁コイル異常と判定することを特徴とする磁場射出成形機の励磁コイル異常検知方法。
IPC (4件):
B29C 45/76 ,  B29C 45/26 ,  G01R 31/06 ,  B29K105:00

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