特許
J-GLOBAL ID:200903095925489448

電動釘打機のコンタクトアーム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-171512
公開番号(公開出願番号):特開平10-015909
出願日: 1996年07月01日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 釘打機のコンタクトアーム機構の体積を削減して打ち込み位置の視認性及び位置決めを容易化する。【解決手段】 釘打機のハウジング内に第1のレバーL1と第2のレバーL2を同軸に枢着する。レバーL1の前部はノーズ内のコンタクトアーム26に係合し、レバーL2の後部が接触検出スイッチ27に対向する。レバーL1に取付けたカム28は、同一のリフト変化幅を有する大径カム部28aと小径カム部28bが一体成形されている。カム28を回転すると小径カム部28bによってレバーL1とL2の開き角度が変化し、大径カム部28aとレバーストッパ37の間隔の変化によってコンタクトアーム26の上昇限度が調節される。コンタクトアーム上昇時には接触検出スイッチ27が押されて制御部に検出信号が入力されるが、カム28の回転位置にかかわらず第2のレバーL2が接触検出スイッチ27の押しボタンを押すストロークは一定である。
請求項(抜粋):
釘打機のノーズ部に釘の射出方向へスライド自在なコンタクトアームを配設し、バネを介して前記コンタクトアームの先端部を前記ノーズ部の先端から釘の射出方向へ突出せしめ、前記コンタクトアームの他端を釘打機ハウジング内の接触検出スイッチの押しボタンに対向させて、前記コンタクトアームのスライド動作によって前記接触検出スイッチを入切りするように形成した電動釘打機のコンタクトアームにおいて、釘の射出方向へスライド自在なプレート状のコンタクトアームをノーズ内に収容し、前記ハウジング内にレバーの中間部を軸着し、前記レバーの前端部を前記コンタクトアームに係合させ、前記レバーの後端部を接触検出スイッチの押しボタンに対向させて、前記レバーを介して前記接触検出スイッチを入切するように形成するとともに、前記レバーの側面にカムを枢着して前記カムにクリックストップ機構を介装し、前記ハウジングに前記レバーの上昇範囲を規制するストッパを設けて前記カムに対向させ、前記カムの回転位置によって前記コンタクトアームの上昇限度を切換えることを特徴とする電動釘打機のコンタクトアーム。

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