特許
J-GLOBAL ID:200903095925913703

熱交換装置およびその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-316704
公開番号(公開出願番号):特開平10-160370
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 ダストを含む高温の排ガスから熱回収して前記ダストを含まない清浄な高温ガスを得る。【解決手段】 複数の流動層44a,44bを形成する第1流動層熱交換器45と、複数の流動層48a,48bを形成する第2流動層熱交換器49とが設けられ、第1流動層熱交換器45には、ダストを含む高温の排ガスが供給され、また第2流動層熱交換器49にはダストを含まない空気などの清浄なガスが供給される。第1流動層熱交換器45の上段の流動層44aには、第2流動層熱交換器49の下段の流動層48bから第4気密排出手段51を介して輸送手段87から熱媒体が投入され、第1流動層熱交換器45の下段の流動層44bを形成する熱媒体は、第3気密排出手段50が介在されるシュート83,84によって第2流動層熱交換器49の上段の流動層48aに導かれる。このようにして熱媒体を循環させながら、ダストを含む排ガスによって前記ダストを含まない清浄なガスを間接熱交換によって加熱する。
請求項(抜粋):
分散板上の熱媒体を第1ガスによって流動化して、熱媒体の気密排出手段を介して接続される複数段の流動層を形成する第1流動層熱交換器と、分散板上の熱媒体を第2ガスによって流動化して、熱媒体の気密排出手段を介して接続される複数段の流動層を形成する第2流動層熱交換器とを含み、第1流動層熱交換器の最下段の流動層と、第2流動層熱交換器の最上段の流動層とが、熱媒体の気密排出手段によって接続され、第2流動層熱交換器の最下段の流動層と、第1流動層熱交換器の最上段の流動層とが熱媒体の気密排出手段を介して接続されて熱媒体の循環経路が形成され前記気密排出手段のいずれか1つの熱媒体の流量は、予め定める値に設定され、残余の全ての各気密排出手段が排出する熱媒体の流動層の圧力損失をそれぞれ検出する圧力損失検出手段と、圧力損失検出手段の出力に応答し、検出された圧力損失が予め定める値になるように、その検出された圧力損失を有する流動層からの熱媒体を排出する気密排出手段の流量を制御する手段とを含むことを特徴とする熱交換装置。

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