特許
J-GLOBAL ID:200903095929152707

オレフィン類重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-319257
公開番号(公開出願番号):特開平6-145242
出願日: 1992年11月05日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 オレフィン類の重合方法において、高活性に作用し、立体規則性重合体が高収率で得られると共に、広い分子量分布を有するポリオレフィンを製造し得る触媒を用いる重合方法。【構成】 ジアルコキシマグネシウムとアルキルベンゼンとで形成される懸濁液に、四塩化チタンを接触させ、得られた反応生成物にフタル酸ジクロライドを加えた後昇温し、80〜125°Cの温度域で反応させることによって固体組成物を得、次いで該固体組成物をアルキルベンゼンで洗浄した後、アルキルベンゼンの存在下に、四塩化チタンを加えて80〜125°Cの温度域で反応させるという操作を3回繰り返すことによって得られる固体触媒成分と、有機アルミニウム化合物および一般式Si(C6 H11)2 (OR)2 (式中C6 H11はシクロヘキシル基、Rは炭素数1〜5のアルキル基である。)で表わされる触媒を用いる。
請求項(抜粋):
(A)(a)ジアルコキシマグネシウムと(b)アルキルベンゼンとで形成される懸濁液に、該アルキルベンゼンに対する容量比で1以下の量の(c)四塩化チタンを接触させて得られた反応生成物に、80〜125°Cの温度域で(d)フタル酸ジクロライドを加えて反応させることによって固体組成物を得、次いで該固体組成物をアルキルベンゼンで洗浄した後、再び(b)アルキルベンゼンの存在下に、該アルキルベンゼンに対する容量比で1以下の量の(c)四塩化チタンを加えて80〜125°Cの温度域で反応させるという操作を少なくとも3回繰り返すことによって得られる固体触媒成分、(B)有機アルミニウム化合物及び(C)一般式Si(C6 H11)2 (OR)2 (式中C6 H11はシクロヘキシル基、Rは炭素数1〜5のアルキル基である。)で表わされる有機ケイ素化合物よりなる触媒の存在下に行われることを特徴とするオレフィン類重合方法。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/658 MFG
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-315406
  • 特開平3-153709
  • 特開平4-236206

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