特許
J-GLOBAL ID:200903095937533167

自動車のフロントボディ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-148520
公開番号(公開出願番号):特開平9-002327
出願日: 1995年06月15日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 フードとフロントフェンダパネルとの境に生じる割線が、前記フロントピラーの前縁と同一直線上に延びて、ボディ外観に斬新なアクセントを施しながら、前部空間の上部に入力する衝撃加重を効率良く吸収することが出来るようにする。【構成】 フロントフェンダパネル1に、フロントピラー4の前縁とほぼ同一直線上に延びる棚部11を形成すると共に、フロントフェンダパネル1の内側方上部に、前後方向に延びる補強メンバ6を、棚部11に対して交差させて配設して、該補強メンバ6の前部側を、前記棚部11の前部上方において前方に突出させる一方、フード2の車幅方向側部に側壁部21を一体形成して、該側壁部21の端縁を前記棚部に僅少間隔開けて対向させ、該側壁部21の端縁と該側壁部21の端縁が対向する前記棚部11との境に生じる割線Lが、前記フロントピラー4の前縁と同一直線上に延びるようにしている。
請求項(抜粋):
フード(2)により開閉される前部空間(R)の後方で且つフロントウインド(3)の両側に配設されるフロントピラー(4)が、上端部から下端に向かって斜め前方に傾斜している自動車において、前部空間(R)の車幅方向両側方に配設されるフロントフェンダパネル(1)に、車幅方向内方側に屈曲して、前記フロントピラー(4)の前縁とほぼ同一直線上に延びる棚部(11)を形成すると共に、フロントフェンダパネル(1)の内側方上部に、後端部が車体の骨格部材(31)に固定された前後方向に延びる補強メンバ(6)を、前記棚部(11)に対して交差させて配設して、該補強メンバ(6)の前部側を、前記棚部(11)の前部上方において前方に突出させる一方、前記フード(2)の車幅方向側部に、前記補強メンバ(6)の前部側外側方を覆う側壁部(21)を一体形成して、該側壁部(21)の端縁を前記棚部に僅少間隔開けて対向させ、該側壁部(21)の端縁と該側壁部(21)の端縁が対向する前記棚部(11)との境に生じる割線(L)が、前記フロントピラー(4)の前縁と同一直線上に延びるようにしていることを特徴とする自動車のフロントボディ構造。

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