特許
J-GLOBAL ID:200903095942912850
移動通信網における位置登録方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-225767
公開番号(公開出願番号):特開平5-063636
出願日: 1991年09月05日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】 位置登録エリアが狭い移動通信網における位置登録方式に関し、位置登録信号の送信頻度を一定以下に抑え、網への移動体通信機器の位置登録を効率的に行うことを目的とする。【構成】 位置登録処理部31aにより、自機器の属する位置登録エリアの変化が検出された場合、その検出時刻がN回前の位置登録単位エリアの変化検出時刻よりも時間T1以上経過した時刻であるとき、または時間T1以上経過していない時刻で上記検出が行われ、その後上記検出時刻から時間T2が経過するまで位置登録単位エリアの変化が検出されなかったときのみに限って、位置登録処理部31aは、当該無線基地局(BS)に対し位置登録信号を送信し、自機器が属する現在の位置登録単位エリアを、上記無線基地局(BS)に通知する。
請求項(抜粋):
網に加入している全ての移動体通信機器について、それらの機器が、現在属している位置登録エリアを記憶しているデータベースを有し、各移動体通信機器は、移動により自己の属する位置登録エリアが変化した場合に、新たに属する位置登録エリアを、位置登録信号の送信により網に対して通知し、網は、その位置登録信号の受信により、前記データベースの上記位置登録信号を送信した移動体通信機器の位置情報を、上記位置登録信号により通知される位置登録エリアに書き換える移動通信網における位置登録方式において、前記各移動体通信機器は、自機器の属する位置登録エリアの変化を検出する位置変化検出手段(1)と、該位置変化検出手段(1)により検出される位置登録エリアの変化検出時刻を、N(Nは1以上の任意の正の整数)回前まで記憶する記憶手段(2)と、タイマ(3)と、前記位置変化検出手段(1)により自機器の属する位置登録エリアの変化が検出される毎に、前記タイマ(3)の計時動作を停止させ、現在時刻と前記記憶手段(2)に記憶されているN回前の位置登録エリア変化検出時刻との時間差ttを算出し、さらに、前記記憶手段(2)に対し、前記現在時刻を新たに記憶させると共に、前記N回前の位置登録エリアの変化検出時刻を消去する算出手段(4)と、該算出手段(4)により算出された前記時間差ttが所定時間T1以上であるか否かを判別し、所定時間T1以上であれば、自機器が現在属する位置登録エリアを、位置登録信号の送信により網に対して通知し、一方、所定時間T1未満であれば、前記タイマ(3)に対し所定時間T2の計時を開始させる信号送信判別手段(5)と、前記タイマ(3)から、前記所定時間T2の計時満了通知を受けて、自機器が現在属する位置登録エリアを、位置登録信号の送信により網に対して通知する信号送信手段(6)と、を具備することを特徴とする移動通信網における位置登録方式。
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