特許

J-GLOBAL ID：200903095948973851

アンテナ利得の測定方法

発明者： 王丸 謙治 ,  礒野 宏夫
出願人/特許権者： 日本放送協会
代理人 (1件)： 杉村 暁秀 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-316958
公開番号（公開出願番号）：特開平5-005764
出願日： 1984年09月28日
公開日（公表日）： 1993年01月14日
要約：

【要約】【目的】 周波数変調された微弱電波を用いてアンテナ利得を正確に測定する。【構成】 周波数変調波を受信する1つが利得既知の2つのアンテナを備え、両アンテナの出力から周波数変調成分の除去された無変調波成分を抽出し、これより周波数変調波の受信レベルを測定する装置を用意し、はじめにその受信レベルを測定し、次に前記2つのアンテナのうちの一方を利得未知の供試アンテナに置換してその受信レベルを測定し、これによって前記供試アンテナの利得を測定する。

請求項（抜粋）：

あらかじめ利得の判明している周波数変調波を受信する第1のアンテナと、当該第1のアンテナより高利得でそれと同じ周波数変調波を受信する第2のアンテナと、前記第1のアンテナの第1の受信出力および前記第2のアンテナの第2の受信出力から周波数変調成分の除去された無変調波成分を抽出するため、前記第1の受信出力および前記第2の受信出力の少なくとも一方に設けられた少なくとも1つの中間周波数変換手段と、前記無変調波成分を抽出する手段と、当該抽出された無変調波成分から前記周波数変調波の受信レベルを求める手段とを備えた周波数変調波の受信レベル測定装置を用意し、はじめに前記第1のアンテナにより受信周波数変調波の受信レベルを測定し、次に前記第1のアンテナを利得未知の供試アンテナに置換してその受信レベルを測定し、これによって前記利得未知の供試アンテナの利得を測定するようにしたことを特徴とするアンテナの利得測定方法。