特許
J-GLOBAL ID:200903095962133955

データ変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 邦夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-206003
公開番号(公開出願番号):特開平5-048886
出願日: 1991年08月16日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】単純な平均値演算で必要な出力値を補間して回路規模を縮小する。【構成】単一若しくは8個のROMに夫々、入力値(r,g,b)によって構成される3次元空間を入力値の量子化単位の2倍の寸法を1辺の長さとする立方体としたときの各頂点に対応する入力値の変換出力値(y,m,c)が分割格納される。補間処理は入力値に対応する3次元空間上の点が立方体の辺上(●)にあるときはその点を挟んだ前後2つの変換出力値を平均化して補間し、立方体の面上(□)にあるときはその点を含む面の4個の頂点の変換出力値を平均化して補間し、立方体の内部(★)にあるときはその点を含む立方体の8個の頂点の変換出力値を平均化して補間する。補間場所に拘らず、入力値を挟んだ2個の変換出力値だけを用いて補間することもできる。これによれば、単純な平均値補間処理で全ての出力値を補間して出力でき、補間演算手段を大幅に簡略化できる。
請求項(抜粋):
3次元の入力値を所定の変換規則にしたがって変換し、これを出力するデータ変換装置において、入力値が構成する3次元空間を入力値の量子化単位の2倍の寸法を1辺の長さとする立方体に分割し、その立方体の頂点に対応する入力値の変換出力値を複数組の入力値に対して格納したメモリ手段と、このメモリ手段から読み出した最大8個の変換出力値の平均値を算出する演算手段を具備し、1組の入力値に対応する3次元空間上の点が上記立方体の内部にあるときはその点を含む立方体の頂点に対応する8個の変換出力値を上記メモリ手段から読み出し、上記1組の入力値に対応する3次元空間上の点が上記立方体の面上にあるときはその点を含む立方体面の頂点に対応する4個の変換出力値を上記メモリ手段から読み出し、上記1組の入力値に対応する3次元空間上の点が上記立方体の辺上にあるときはその点を含む立方体辺の両端の頂点に対応する2個の変換出力値を上記メモリ手段から読み出し、上記1組の入力値に対応する3次元空間上の点が上記立方体の頂点に相当するときにはその頂点に対応する1個の変換出力値を上記メモリ手段から読み出し、読み出した8ないし4,2,1個の変換出力値の平均値を上記演算手段により算出し、その算出値を出力値として出力するようにしたことを特徴とするデータ変換装置。
IPC (5件):
H04N 1/40 ,  B41J 2/525 ,  G03G 15/01 ,  G03G 15/01 112 ,  H04N 1/46

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