特許
J-GLOBAL ID:200903095963652018

空気通路切換装置および車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-066946
公開番号(公開出願番号):特開2000-142082
出願日: 1999年03月12日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 膜状部材20の移動によって吹出開口部5、6、7の複数の空気通路を切り換えるとともに、膜状部材20の一方向?@への移動はモータ23の回転力により行い、膜状部材20の他方向?Aへの移動はコイルばね29のばね力により行う車両用空調装置において、デフロスタモードへの切換を迅速に行う。【解決手段】 フェイスモードからデフロスタモードへの切換をばね29のばね力による膜状部材20の移動によって行う。このようにばね力により膜状部材20が移動するときは、モータ23の必要トルクが小となり、モータ23の回転速度が大となるので、モード切換時間を短くできる。その結果、デフロスタモードへの切換を迅速に行って、窓ガラスの曇り除去作用を迅速に発揮できる。
請求項(抜粋):
ケース部材(1、37)の複数の空気通路(5〜7、38〜40)を切り換える膜状部材(20、36)を有し、前記膜状部材(20、36)の一端側を第1の回転軸(17、41)に連結するとともに、前記膜状部材(20、36)の他端側を第2の回転軸(18、42)に連結し、前記第1の回転軸(17、41)に駆動手段(23)を連結するとともに、前記第2の回転軸(18、42)に弾性手段(29、32)を連結し、前記駆動手段(23)により前記第1の回転軸(17、41)が回転駆動されて、前記膜状部材(20、36)の一端側が前記第1の回転軸(17、41)に巻き取られるときに、前記第2の回転軸(18、42)の回転により前記弾性手段(29、32)が弾性変形し、前記駆動手段(23)により前記第1の回転軸(17、41)が逆方向に回転駆動されて、前記膜状部材(20、36)の一端側が前記第1の回転軸(17、41)から巻き戻されるときに、前記弾性手段(29、32)の弾性力により前記第2の回転軸(18、42)が回転して、前記膜状部材(20、36)の他端側が前記第2の回転軸(18、42)に巻き取られるようにした空気通路切換装置において、前記膜状部材(20、36)の移動により前記複数の空気通路(5〜7、38〜40)を、少なくとも2つ以上の開口モードに切り換えるようになっており、前記2つ以上の開口モードのうち、モード切換時間を短くしたい開口モードへの切換を、前記弾性手段(29、32)の弾性力により前記膜状部材(20、36)を移動させて行うようにしたことを特徴とする空気通路切換装置。
IPC (2件):
B60H 1/00 103 ,  B60H 1/00 102
FI (2件):
B60H 1/00 103 R ,  B60H 1/00 102 J
Fターム (2件):
3L011BJ00 ,  3L011BJ02

前のページに戻る