特許
J-GLOBAL ID:200903095973469505

茶カテキン類の製造方法およびその製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池澤 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-113158
公開番号(公開出願番号):特開平5-306279
出願日: 1992年04月07日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 液液分配抽出法の操作の簡便性、およびクロマト分離法の被吸着質(ここでは茶カテキン類)に対する高選択性を兼ね備え、さらには短時間で溶出を可能としたことを特徴とする茶カテキン類の製造方法およびその製造装置を提供すること。【構成】 茶エキスタンク2と、茶カテキン類の吸着および溶出を行う抽出槽4と、水タンク5と、溶媒タンク8と、抽出槽4から溶出した液を貯蔵する溶出液タンク11とを有し、抽出槽4は、茶エキス供給ノズル17、茶エキス排出ノズル18、水あるいは溶媒による溶離液供給ノズル19、および溶出液排出ノズル20を有する固定外筒13と、この固定外筒13内に収容するとともに、合成吸着剤Aを充填した、回転する回転内筒14とを有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
茶葉から抽出した茶抽出液を、合成吸着剤を充填したクロマトカラムに注入することにより、このクロマトカラムに成分を吸着させる吸着工程と、水あるいは溶剤の少なくともいずれか一方を用いて前記クロマトカラムを洗浄する洗浄工程と、このクロマトカラムに残留した成分を、メタノール、エタノールもしくはアセトン溶媒の一種、あるいはこれらの混合物からなる溶媒の水溶液により溶出する溶出工程と、を有する茶カテキン類の製造方法であって、前記吸着工程、洗浄工程、および溶出工程の少なくともいずれかひとつの工程において、遠心操作を行うことにより、固液の分離を行うことを特徴とする茶カテキン類の製造方法。
IPC (2件):
C07D311/62 ,  A23F 3/38

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