特許
J-GLOBAL ID:200903095976473856

内燃機関用バランサ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-154822
公開番号(公開出願番号):特開2002-349283
出願日: 2001年05月24日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の振動を低減するとともに、暖気されていない状態にある内燃機関の始動時など、潤滑油が低温状態にある場合においても、内燃機関が始動しにくくなるなどの悪影響を発生させず、始動特性の優れた内燃機関を得ることができる内燃機関用バランサ機構を提供する。【解決手段】 軸心に対して偏心するように形成された偏心質量部を軸心回りに回転して内燃機関2の振動を低減するバランスシャフト50と、クランクシャフト3の回転をバランスシャフト50に伝達してバランスシャフト50を回転させる回転伝達手段51とを有し、クランクシャフト3の下方に配置されるオイルパン5の内部に貯留される潤滑油14に前記偏心質量部の少なくとも一部が浸漬されるように配置され、回転伝達手段51は、バランスシャフト50の駆動/非駆動の切替えを温度感応部材55により選択的に行うものであり、温度感応部材55が温度変化に感応して変形することで駆動状態へと移行させることを特徴とする。
請求項(抜粋):
軸心に対して偏心するように形成された偏心質量部を軸心回りに回転して内燃機関の振動を低減するバランスシャフトと、クランクシャフトの回転を前記バランスシャフトに伝達して前記バランスシャフトを回転させる回転伝達手段とを有し、前記クランクシャフトの下方に配置されるオイルパンの内部に貯留される潤滑油に前記偏心質量部の少なくとも一部が浸漬されるように配置され、前記回転伝達手段は、前記バランスシャフトの駆動/非駆動状態の切替えを温度感応部材により選択的に行うものであり、前記温度感応部材が前記潤滑油の温度変化に感応して変形することで前記バランスシャフトの駆動/非駆動状態の切替えを行うことを特徴とする内燃機関用バランサ機構。
IPC (2件):
F02B 77/00 ,  F16F 15/26
FI (3件):
F02B 77/00 L ,  F16F 15/26 H ,  F16F 15/26 N

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