特許
J-GLOBAL ID:200903095984943721

自己架橋性コポリマ-水性分散物、その製造方法および塗料用バインダ-としての用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-295650
公開番号(公開出願番号):特開2000-198856
出願日: 1999年10月18日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 カルボニル基およびカルボキシル基を有するビニルモノマーからコアの共重合体を生成後ビニルモノマーを重合し、ジカルボン酸ジヒドラジドまたはビスヒドラジン化合物を添加する。【解決手段】 第一段階で、カルボニル基を持つオレフィン性不飽和モノマーA1、不飽和カルボン酸のモノエステルA2、ビニル芳香族化合物、および不飽和カルボン酸のアルキルエステルから選択されるモノマーA3、不飽和カルボン酸のアルキルエステルまたはα,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸のジアルキルエステルから選択されるエステルA4および他の遊離基重合製モノマーA5よりなるモノマー混合物Aを遊離基開始共重合し、そして次に第二のモノマー混合物Bを添加重合し、そしてヒドラジン-またはヒドラジド基を持つ化合物Cを添加することによって得られる自己架橋性コポリマー水性分散物ABC。
請求項(抜粋):
第一段階でA1 2〜55%、好ましくは4〜50%、特に好ましくは6〜44%のそれぞれ分子中に少なくとも1つカルボニル基を持つオレフィン性不飽和モノマー;A2 0.5〜20%、好ましくは1〜15%、特に好ましくは3〜12%のα,β-オレフィン性不飽和カルボン酸、またはα、β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸と炭素原子数1〜15の直鎖状-、分枝状-または環式アルコールとのモノエステル;A3 20〜70%、好ましくは22〜60%、特に好ましくは24〜50%の下記群から選択されるオレフィン性不飽和モノマー:ビニル芳香族化合物、n-ブチルメタクリレート、およびα,β-オレフィン性不飽和カルボン酸のアルキルエステルまたはα,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸のジアルキルエステル、ただし各アルキル基はアルキル残基中炭素原子数が3個までの直鎖状-および分枝状アルキル基およびアルキル基中炭素原子数5〜15個の環式および多環式アルキル基から選択され;A4 10〜60重量%、好ましくは15〜50%、特に好ましくは20〜45%の、α,β-オレフィン性不飽和カルボン酸のアルキルエステルまたはα,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸のジアルキルエステルから選択されるエステル、ただし各アルキル基はアルキル残基中炭素原子数が3個までの直鎖状-および分枝状アルキル基から選択されそしてn-ブチルメタクリレートは除かれる;およびA5 0〜25%、好ましくは2〜20%、特に好ましくは5〜15%の、炭素原子数2〜18の脂肪族飽和カルボン酸のビニルエステル、α,β-不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキルエステル、ニトリルおよびアミドの重量割合のモノマー混合物Aを遊離基開始共重合し、ただし成分A1〜A5の各重量割合の合計は必ず100%であり、そして次に第二のモノマー混合物Bを添加しそしてこのモノマー混合物を第二段階でさらに遊離基開始重合し、ただしこの混合物BがB1 30〜90%、好ましくは40〜80%、特に好ましくは50〜75%の下記群から選択されるオレフィン性不飽和モノマー:ビニル芳香族化合物、n-ブチルメタクリレート、およびα,β-オレフィン性不飽和カルボン酸のアルキルエステルまたはα,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸のジアルキルエステル、ただし各アルキル基はアルキル残基中炭素原子数が3個までの直鎖状-および分枝状アルキル基およびアルキル基中炭素原子数5〜15個の環式および多環式アルキル基から選択され;B2 10〜60%、好ましくは20〜50%、特に好ましくは25〜40%の、α,β-オレフィン性不飽和カルボン酸のアルキルエステルまたはα,β-オレフィン性不飽和ジカルボン酸のジアルキルエステル、ただし各アルキル基はアルキル残基中炭素原子数が3個までの直鎖状-および分枝状アルキル基から選択されそしてn-ブチルメタクリレートは除かれる;およびB3 0〜40%、好ましくは5〜30%、特に好ましくは10〜25%の下記群から選択される他の遊離基重合性モノマー:炭素原子数2〜18の脂肪族飽和カルボン酸のビニルエステル、ヒドロキシアルキルエステル、α,β-不飽和カルボン酸のニトリルおよびアミドよりなり、ただし成分B1〜B3の各重量割合の合計は必ず100%であり、そしてモノマー混合物Aの重量とモノマー混合物Bとの重量との比が50:50〜95:5であり、コポリマーAB中のカルボキシル基のモル量がカルボニル基のモル量よりも少なく、必要に応じて分散物を重合に続いてアンモニア、アミンまたはアルカリ水溶液の添加によって中和しそして次いで分子当り少なくとも2つのヒドラジン-またはヒドラジド基を持つ化合物Cを、ヒドラジン基n(-NH-NH2 )のモル量とヒドラジド基n(-CO-NH-NH2 )のモル量との合計とカルボニル基n(>CO)のモル量との比rが0.5〜1.1モル/モルである様な量で添加することによって得られる自己架橋性コポリマー水性分散物ABC。
IPC (7件):
C08J 3/03 CEY ,  C08J 3/075 CEY ,  C08F265/00 ,  C08J 3/24 CEY ,  C08K 5/25 ,  C08L 51/00 ,  C09D151/06
FI (6件):
C08J 3/03 CEY ,  C08F265/00 ,  C08J 3/24 CEY ,  C08K 5/25 ,  C08L 51/00 ,  C09D151/06

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