特許
J-GLOBAL ID:200903095984996990

遊技球発射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-112218
公開番号(公開出願番号):特開2000-300740
出願日: 1999年04月20日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 遊技球発射装置において、弾球遊技機の出荷後にはバネの基底的な変形量の増減調整を不可能とする。【解決手段】 セレーション体71のセレーション72aをトルクキャップ65のセレーション面67aに歯合させた後、係止爪76を係合孔66aに係合させてロックカバー75でセレーション体71を覆う。セレーション体71を回すと、セレーション72aが弾性片67を外側に弾性変形させセレーション面67aとの歯合位置を変化させる。セレーション体71の回転によって巻バネ79の基底的な捻れ変形量を調整する。巻バネ79の調整後、ロックカバー75を前進させて係合孔66bに係合させると、ロックカバー75が弾性片67の弾性変形を阻み、セレーション体71の回転を阻むから、巻バネ79の変形量の調整は不可能となる。
請求項(抜粋):
回転自在な駆動シャフトと、該駆動シャフトに連結され該駆動シャフトを軸として前進及び後退揺動する打球杵と、前記駆動シャフトに遊嵌された調節リングと、該調節リングの一方向への回転を規制するリングストッパと、操作ハンドルの回転変位量に応じて前記調節リングを回転させる変位伝達機構と、前記調節リングを前記リングストッパ側に回転させる方向の付勢力を発生する基底的な捻れ変形量を与えられ、一方の端部を前記調節リングに保持されて前記駆動シャフトに遊嵌された巻バネと、前記巻バネの他方の端部を該巻バネの周方向に沿って移動可能に貫通させる貫通長孔を有し前記駆動シャフトに連結されて該駆動シャフトと共回りするトルクキャップと、該トルクキャップの貫通長孔を貫通している前記巻バネの端部を保持し該トルクキャップに対して相対回転可能な調整体と、該調整体と前記トルクキャップとの相対回転位置を固定する回転規制手段と、前記巻バネの捻れ変形量を増加させる方向に前記打球杵を後退変位させてから解放する後退駆動機構とを備える遊技球発射装置において、外周にセレーションが設けられているセレーション体を前記調整体とし、前記トルクキャップには、該トルクキャップの軸方向に沿って延出され該トルクキャップの径方向に沿って弾性変形可能で、内面側に前記セレーション体のセレーションと歯合するセレーション面を備える弾性片を設け、前記トルクキャップの軸方向に沿って許容位置から規制位置への一方向のみ変位可能で、許容位置では前記弾性片の外側への変形を許すが前記規制位置では該弾性片の外側への変形を許さない規制体を前記回転規制手段としたことを特徴とする遊技球発射装置。
Fターム (2件):
2C088BA47 ,  2C088DA09

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