特許
J-GLOBAL ID:200903095990332726

液圧式可変バルブタイミング機構の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 赤澤 一博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-307716
公開番号(公開出願番号):特開平11-141363
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】液圧式可変バルブタイミング機構を有した内燃機関において、内燃機関の始動開始後の液圧の立ち上がりを遅延させることなく、同時に内燃機関の始動も阻害されないようにすべく液圧式可変バルブタイミング機構を制御する。【解決手段】排気バルブ3および吸気バルブ2の少なくとも一方の開閉タイミングを、切換制御弁19を制御して流体の流量および向きを変えることにより自在に変化させ得る液圧式可変バルブタイミング機構4において、内燃機関1が回転を始める始動開始時から安定して回転する完爆状態となるまでの始動状態にある間は、最初に、過去に学習した学習値に基づいて可変バルブタイミング機構4に流体が導かれないと推定される位置に前記切換制御弁19を制御し、その後、前記開閉タイミングが機関始動を妨げない状態となる向きに徐々に移動するように、前記切換制御弁19を制御するようにした。
請求項(抜粋):
内燃機関により駆動される液圧源を動力源として作動し、この液圧源から内部に導入される流体の流量および向きを弁制御信号により制御する切換制御弁を備えてなり、前記流体の流量および向きにより排気バルブおよび吸気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを自在に変化させ得る液圧式可変バルブタイミング機構の制御方法であって、過去の機関運転時において、前記切換制御弁が流体の導入を禁止する状態となった際の弁制御信号の値を学習値として記憶しておき、前記内燃機関が回転を始める始動開始時から安定して回転する完爆状態となるまでの始動状態にある間は、最初に、弁制御信号の値を前記学習値に等しく設定し、その後、前記開閉タイミングが機関始動を妨げない状態となる向きに徐々に移動するように前記弁制御信号の値を変化させて切換制御弁を制御することを特徴とする液圧式可変バルブタイミング機構の制御方法。
IPC (4件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 41/06 320 ,  F02D 45/00 376
FI (4件):
F02D 13/02 H ,  F01L 1/34 E ,  F02D 41/06 320 ,  F02D 45/00 376 C

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