特許
J-GLOBAL ID:200903095992489991
シリンダブロックの鋳造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-125133
公開番号(公開出願番号):特開平10-318038
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】アルミ合金製シリンダブロックのボア内壁面に簡便な方法で珪素富化層を形成する。【解決手段】少なくともシリンダボア用中子6と共同してシリンダブロック1の形状に適合するキャビティを形成する鋳型を有し、実質的にボア内壁面を画成する金網からなる濾過材Fをシリンダボア用中子6の周面に巻着したのち、該キャビティに過共晶アルミニウムー珪素合金の溶湯を注入加圧し、濾過材Fに溶湯を浸透させて濾過材Fとの接触界域に初晶珪素Sを凝集させ、溶湯の凝固後、濾過材Fを除去してボア内壁面に初晶珪素Sの凝集した珪素富化層Rを表出させるようにしたシリンダブロックの鋳造方法である。濾過材Fを構成する金網の特性により作業性並びに経済性が向上する。
請求項(抜粋):
少なくともシリンダボア用中子と共同してシリンダブロックの形状に適合するキャビティを形成する鋳型を有し、実質的にボア内壁面を画成する金網からなる濾過材をシリンダボア用中子の周面に巻着する工程と、上記キャビティに過共晶アルミニウムー珪素合金の溶湯を注入する工程と、該溶湯を加圧して上記濾過材に溶湯を浸透させ、該濾過材の周域に初晶珪素を凝集させる工程と、溶湯の凝固後、上記濾過材を成品から除去して、上記ボア内壁面に初晶珪素の凝集した珪素富化層を表出させる工程とからなるを特徴とするシリンダブロックの鋳造方法。
IPC (4件):
F02F 1/00
, B22D 19/02
, B22D 19/08
, C22C 1/02 503
FI (4件):
F02F 1/00 K
, B22D 19/02
, B22D 19/08 E
, C22C 1/02 503 J
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