特許
J-GLOBAL ID:200903096002238198

水溶性重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-099618
公開番号(公開出願番号):特開平10-279615
出願日: 1997年04月03日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、光開始剤を含む単量体水溶液に光照射して重合を行い、得られる水性ゲルを加熱乾燥して例えばアクリルアミド系重合体等の水溶性重合体を取得する製造方式において、これらの従来技術で得られる重合体より、残留単量体を僅かしか含まず、高い分子量であっても水不溶物を含まず良好な溶解性を兼ね備えた水溶性ビニル系重合体を生産性良く取得することを課題とする。【解決手段】 光開始剤を添加したビニル系単量体水溶液を厚さ方向に光照射する光重合による重合体の製造方法において、光開始剤として、少なくとも第一段重合時の照射及び温度条件で分解する開始剤(A) と、第一段重合時にその大半が分解しないで残存する開始剤(B) の2種類以上の開始剤を併用し、第一段で単量体の大半を光照射重合せしめた後、(B) が分解する第二段以降の光照射重合を行うことを特徴とする水溶性ビニル系重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
光開始剤を添加したビニル系単量体水溶液を厚さ方向に光照射する光重合による重合体の製造方法において、光開始剤として、少なくとも第一段重合時の照射条件で分解する開始剤(A) と、第一段重合時にその大半が分解しないで残存する開始剤(B) の2種類以上の開始剤を併用し、第一段で単量体の大半を光照射重合せしめた後、開始剤(B) が分解する照射条件で第二段以降の光照射重合を行うことを特徴とする水溶性重合体の製造法。
IPC (2件):
C08F 2/50 ,  C08F 20/56
FI (2件):
C08F 2/50 ,  C08F 20/56

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