特許
J-GLOBAL ID:200903096002442712
自動的アドレス指定のための方法、自動的アドレス指定のためのバスシステムおよび本バスシステムおよび方法に使用可能な通信加入機器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-506570
公開番号(公開出願番号):特表2001-512944
出願日: 1998年07月23日
公開日(公表日): 2001年08月28日
要約:
【要約】距離測定に基づく自動的アドレス指定のための方法を提供する。マスターMがバスを経てプリアンブルPを送り出し、このプリアンブルPが全てのアドレス指定すべきスレーブS1、S2...により受信される。スレーブS1、S2...は回答信号列Aの送り出しをもってプリアンブルPに反応する。マスターMに向かう方向に回答信号列Aを送り出すスレーブS3の前に位置しているスレーブS2は、スレーブS3の回答信号列Aを確認し、またそれに基づいて新しいプリアンブルPを待つ。他のスレーブS1、S2...からの回答信号列Aを確認していないスレーブSzは、マスターMから見て最後のバスにおけるアドレス対応付けなしのスレーブSzである。このスレーブSzはマスターMからの命名テレグラムTを受信するべく切り換わっており、この命名テレグラムTによりスレーブSzに一義的なアドレスが割り当てられる。本方法のすぐ次の通過の際には、まさに命名されたスレーブSzはもはやプリアンブルPに反応せず、従って他のスレーブS1、S2...がバスにおける状況を、それが命名テレグラムTを受信するべく切り換わっているか否かに関して評価する。この方法でアドレスなしの全てのスレーブS1、S2 ...が次から次へと命名される。
請求項(抜粋):
多くの通信加入機器(M、S1、S2...)を有する通信システムの中の自動的アドレス指定のための方法において、通信加入機器のうちマスター(M)と呼ばれる少なくとも1つの機器が上位の機能を受け持ち、その際にマスター(M)がアドレス指定のために特定の信号列、即ちプリアンブル(P)を送り出し、このプリアンブル(P)が残りの通信加入機器、即ちスレーブ(S1、S2...)により受信され、その際にまだアドレスが対応付けられていない各々のスレーブ(S1、S2...)がプリアンブル(P)への回答として遅れなしに信号列(A)を送り出し、その際にプリアンブル(P)を時間的に最後に受信するスレーブ(S1、S2...)が、それから送り出された信号列(A)の後に予め定められた時間のうちにそれ以外の作用が通信システムの中で行われないという事実を手がかりにして、通信システムの中に空間的にそれの後にそれ以外のスレーブ(S1、S2...)がアドレス対応付けなしに存在しないことを認識し、またそれに基づいて、マスター(M)からの命名テレグラムの受信を可能にする通常の受信モードに切り換わり、この命名テレグラムによりこれらのスレーブ(S1、S2...)に対するアドレス指定が行われ、その際にそれらの固有の回答(A)の後に通信システムの中の作用を認識するそれ以外のスレーブ(S1、S2...)がアドレス対応付けなしに新たにマスター(M)のプリアンブル(P)を待つことを特徴とする自動的アドレス指定のための方法。
Fターム (3件):
5K032CA09
, 5K032CC14
, 5K032DA01
引用特許:
審査官引用 (1件)
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アドレス設定方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-185780
出願人:松下電工株式会社
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