特許
J-GLOBAL ID:200903096003535994

高負荷伝動用歯付ベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-267755
公開番号(公開出願番号):特開平5-106690
出願日: 1991年10月16日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 ポリウレタン樹脂からなるベルト本体1に、その歯部2の底部に沿って抗張体としてのアラミド繊維心体3が埋設され、歯部2に織布等の補強材層4を有する高負荷伝動用歯付ベルトに対し、ベルトヤング率の増大による歯部2の剪断寿命の向上と、屈曲疲労性の向上とを両立させ、ベルトを、その歯部剪断寿命を向上させつつ、屈曲疲労性の向上により小プーリや高回転でも好適に使用できるようにする。【構成】 フィラメントデニールが0.9de〜1.6deであるフィラメントを、ベルト歯ピッチP(単位mm)に対して16.3P<SP>2 </SP><d<24.5P<SP>2 </SP>のデニール数dとなるように数百から数千本束ねたフィラメント束が下撚り係数1.2〜4.2で下撚りされてなる下撚り糸3aを、7本引き揃えて下撚り方向とは逆方向に上撚り係数で3.2〜4.2で上撚りすることで、心体総デニール数Dが82P<SP>2 </SP><D<122P<SP>2 </SP>のアラミド繊維心体3を構成し、それをベルト幅に対する心体占有率75〜95%で埋設する。
請求項(抜粋):
内面に等ピッチ間隔の歯部を有するポリウレタン樹脂からなるベルト本体に、上記歯底部に沿って抗張体としてのアラミド繊維心体が埋設され、歯部に織布、編布、不織布等の補強材層をが形成された高負荷伝動用歯付ベルトにおいて、上記アラミド繊維心体は、フィラメントデニールが0.9de〜1.6deであるフィラメントを、ベルト歯ピッチP(単位mm)に対して16.3P<SP>2 </SP><d<24.5P<SP>2 </SP>のデニール数dとなるように数百から数千本束ねたフィラメント束が下撚り係数1.2〜4.2で下撚りされてなる下撚り糸を、7本引き揃えて下撚り方向とは逆方向に上撚り係数で3.2〜4.2で上撚りすることで、心体総デニール数Dが82P<SP>2 </SP><D<122P<SP>2 </SP>とされており、かつベルト幅に対する心体占有率75〜95%で歯底部に沿って埋設されていることを特徴とする高負荷伝動用歯付ベルト。
IPC (3件):
F16G 1/28 ,  D02G 3/28 ,  D02G 3/48

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