特許
J-GLOBAL ID:200903096008697526

車両用エアバッグおよび膨張制御部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-254090
公開番号(公開出願番号):特開平6-191366
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 膨張可能のバッグの形状を制御し、かつ膨張過程の間バッグに加えられる力を吸収するエアバッグ膨張制御部材であって、所定位置外の着座者を保護し、所定位置着座者のバッグに対する接触を柔軟なものとする膨張制御部材である。【構成】 車両用エアバッグ(12)は膨張可能バッグ(20)と、該バッグ(20)に結合された膨張制御部材(40)とを含む。膨張制御部材(40)は解放可能接続部分(42)と延伸可能部分(44)とを含む。解放可能接続部分(42)は膨張過程の初期段階の間そのままに留まることによって、膨張制御部材(40)は初期長さまで延び、バッグ(20)は初期形状をとる。膨張過程の中間段階の間解放可能接続部分(42)が解放して膨張制御部材(40)は中間長さまで延び、バッグ(20)は中間形状をとる。膨張過程の最終段階の間延伸可能部分(44)が延伸して、膨張制御部材(40)が最終長さまで延び、バッグ(20)は最終形状をとる。
請求項(抜粋):
膨張可能なバッグと、前記バッグに結合された膨張制御部材とを含む車両用エアバッグにおいて、前記バッグが、膨張過程の間エアバッグを膨張するための膨張流体で充てんされている室を画成する室画成部分を含み、前記バッグに膨張過程の初期段階の間は初期の力が、膨張過程の中間段階の間は中間の力が膨張過程の最終段階の間は最終の力が加えられ、前記膨張制御部材が膨張過程の間前記室を通して延び、前記バッグの形状を制御し、前記膨張制御部材が解放可能接続部分と延伸可能部分とを含み、前記解放可能接続部分が膨張過程の初期段階の間そのままの状態に留まることによって前記膨張制御部材が初期長さまで延び、前記バッグが初期形状をとり、前記解放可能接続部分が膨張過程の中間段階の間解放されることによって前記膨張制御部材が前記初期長さよりも長い中間長さまで延び、かつ前記バッグが中間形状をとり、前記延伸可能部分が膨張過程の最終段階の間延伸されることによって、前記膨張制御部材が前記中間長さよりも長い最終長さまで延び、かつ前記バッグが最終形状をとることを特徴とする車両用エアバッグ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-243645
  • 特開平4-055142

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