特許
J-GLOBAL ID:200903096018796603
空間自己相関によるレンズの焦点フィールドのイメージングおよび特徴化
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-505028
公開番号(公開出願番号):特表平11-508688
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】光集束素子の焦点で少なくとも2つの電磁ビームの焦点フィールドの相関を少なくとも空間的に実現する方法およびシステムであって、2つの電磁ビームの焦点フィールドから組み合わせられた焦点フィールドの振幅、位相、および偏光の空間分布が生成され、焦点に置かれた標本での前記生成された焦点フィールドへの物理応答が測定される。1つの電磁ビームの焦点フィールドの中に、他の電磁ビームの焦点フィールドに関して相対的な一次元または複数次元の空間シフトが導入される。これら電磁ビームの相対位相は、少なくとも1つの電磁ビームの周期的可変光学通路長によって制御される。標本中の物理処理の結果として、または標本における焦点フィールドの散乱の結果として、物理応答が検出されるが、その検出は任意選択的に所定の収集関数の助けを借りてなされる。物理応答は集束素子の焦点における物理応答の空間/時間分布の結合像である。前記の焦点フィールドに置かれた標本の物理応答が収集関数によって検出されるとき、横方向もしくは軸方向で分解能が増大した顕微鏡結像が可能である。前記の収集関数は特定されても特定されなくてもよい。さらに振幅、位相、または偏光に関しては、集束素子の光学軸上またはそれに沿って、集束素子の焦点フィールドの空間および時間量構造をポイント・スプレッド関数に関連させて決定することができる。
請求項(抜粋):
光集束素子の焦点で少なくとも2つの電磁ビームの焦点フィールドを少なくとも空間的に相関させる方法であって、前記焦点フィールドから組み合わせられた焦点フィールドの振幅、位相、および偏光における空間分布を前記焦点で生成する工程と、前記焦点に置かれた標本で生成された焦点フィールドへの物理応答を測定する工程とを含む、相関方法。
前のページに戻る