特許
J-GLOBAL ID:200903096023096601

中央ステーションから複数のローカル・ステーションの電力消費をモニターするシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-236509
公開番号(公開出願番号):特開平5-232143
出願日: 1992年08月12日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 幹線からの総消費エネルギーを表示する電力会社のメーターの後方に存在する複数のローカル・ユーザーの個別的消費エネルギーを瞬時に確認するためパソコンによるモニター・システムを提供する。【構成】 パソコン(PC)は、メーターの後方に存在する複数のローカル・ユーザーに対する個別の請求書を作成するために、各ユーザーが消費するエネルギーを双方向通信ライン(INCOM)を用いてモニターする。パソコンからの指令により各ユーザー・ステーションが総エネルギーを記憶し、次いでパソコンが各ステーションにアドレスして記憶された値を検索し請求書を作成する。電圧及び電流を感知するため各ステーションの分電盤の回路遮断器(CB)にバックパック・ユニット(BPU)が直接取り付けられてプラグインされる。各バックパック・ユニットは2つのプリント回路板(PCBA、PCBB)を備えている。
請求項(抜粋):
それぞれが共通の電力メーターの後方で対応の遮断器を介して共通の主ACラインと個々に接続している複数の負荷ステーションにおける電力消費の分布を算定するためのエネルギー・モニター・システムにおいて、中央にパソコンを配置し、各負荷ステーションに、前記主ACラインからの電圧を感知してアナログ電圧信号を形成する第1アナログ手段と、前記主ACライン・システムからの電流を感知してアナログ電流信号を形成する第2アナログ手段と、前記電圧及び電流信号をそれぞれデジタル電圧及び電流信号に変換するアナログ/デジタル手段と、前記デジタル電圧及び電流信号を瞬時的に結合して消費エネルギーの積分値を表わす信号を形成する手段を組み込み、前記パソコンと前記複数負荷ステーションの間に双方向デジタル通信手段を設けて両者間にデータハイウェイを形成し、前記パソコンが一定の時間インターバルで前記双方向通信手段を利用することにより各負荷ステーションを最初にかつ同時にアドレスしてエネルギー総消費量を記憶するように指令し、次にすべてのステーションを個別にアドレスしてポーリングすることにより個別に指令して前記記憶量をパソコンへ送信させ、パソコンが先行の時間インターバルに続く現時間インターバルの間各負荷ステーションが順次受け取ったエネルギー瞬時値間の差と現時間インターバルの需要とを求めることにより、前記各時間インターバルにつき任意の負荷ステーションにおけるエネルギー消費量及び需要がパソコンによって確認され、これに基づきメーターとの関連において定期的に個別の請求書が作成されるようにし、前記システムが前記負荷ステーションのそれぞれにおけるCMOSモノリック回路の一部として構成されていることを特徴とするエネルギー・モニター・システム。
IPC (6件):
G01R 11/02 ,  G01R 11/00 ,  G01R 22/00 ,  G06F 15/21 ,  H02J 3/00 ,  H04Q 9/00 301

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