特許
J-GLOBAL ID:200903096025763915

矩形シールド掘削機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-188663
公開番号(公開出願番号):特開平5-033583
出願日: 1991年07月29日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 断面が正方形の穴を掘削でき、しかも礫に対する破砕作用をより向上させる。【構成】 断面が正方形のシェル1を用い、クランク軸52によって内歯ギヤ41に外歯ギヤ42を噛合させて遊星運動を行う。この内歯ギヤ41と外歯ギヤ42はピッチ円の比が4対3である。この外歯ギヤ42に固定した回転軸15は回転隔壁7によってシェル1の中心に対して偏心した状態で支持されている。上記外歯ギヤ42および回転軸15の遊星運動によってカッタヘッド20も遊星運動を行って、カッタヘッド20の正三角形を構成する掘削部は正方形の軌跡を描きシェル1の外径に応じた断面が正方形の穴を掘削する。カッタヘッド20のコーン21が回転軸15の遊星運動にともなって遊星運動するので、フード2とコーン21によって礫が挟まれて破砕される。スリットプレート30の開口31を通る礫のみがチャンバー13に導びかれる。
請求項(抜粋):
断面正方形状のシェルと、上記シェルの前端部に設けた漏斗形状のフードと、上記シェルに回転自在に支持されて、前方の上記フードの後端との間にチャンバーを形成すると共に、回転軸を上記シェルの中心に対して偏心した位置で支持する回転隔壁と、上記回転軸の先端に固定されると共に、上記フードとの間に破砕室を形成するコーンとこのコーンの先端に設けられて正三角形を構成する掘削部とを有するカッタヘッドと、上記回転隔壁の後方に配置され、互いに噛合すると共に、ピッチ円の直径が3対4の比を有する外歯ギヤと内歯ギヤを有し、上記内歯ギヤの中心が上記シェルの中心に一致する一方、上記外歯ギヤが上記回転軸に固定されている偏心リングギヤ装置と、上記シェルに回転自在に支持され、上記外歯ギヤを上記内歯ギヤに噛合させて自転させながら公転させるクランク軸と、上記クランク軸を回転駆動する駆動装置とを備えたことを特徴とする矩形シールド掘削機。
IPC (2件):
E21D 9/06 301 ,  E21D 9/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-256697
  • 特開平1-158196
  • 特開昭63-247497

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