特許
J-GLOBAL ID:200903096028447330

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109787
公開番号(公開出願番号):特開平9-296863
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 つかみ換え変速によるアップシフト制御において、制御ロジックを増やすことなく、あらゆる走行状況において適正な変速制御を行う。【解決手段】 係合側油圧PMCは、トルク相変速制御により演算されて、スイープアップする。解放側油圧PSCは、初期変速制御により、上記係合側油圧PMCに依存して算出される。係合側油圧PMCが主体となって、解放側油圧PSCが追従制御することにより、パワーオフ状態でも、パワーオン状態と同様に制御を行うことができ、車輌走行状況に拘りなく、常に同一の制御ステージにて変速制御を行う。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸からの動力が入力される入力軸と、車輪に連結される出力軸と、これら入力軸と出力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素と、これら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボと、を備え、前記複数の摩擦係合要素の内の第1の摩擦係合要素を係合すると共に、第2の摩擦係合要素を解放することにより所定変速段へのアップシフトを達成してなり、更に少なくとも前記第1及び第2の摩擦係合要素用油圧サーボの油圧を制御する油圧操作手段と、車輌走行状況に基づく各センサからの信号を入力して、前記油圧操作手段へ油圧制御信号を出力する制御部と、を備えてなる自動変速機の油圧制御装置において、前記制御部は、前記第1の摩擦係合要素用油圧サーボへの油圧変化を算出して前記油圧操作手段に出力する係合側油圧制御手段と、前記第1の摩擦係合要素用油圧サーボへの油圧に依存して、前記第2の摩擦係合要素用油圧サーボの解放油圧を算出して前記油圧操作手段に出力する解放側油圧制御手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/08 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:72

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