特許
J-GLOBAL ID:200903096039248118

磁気遮蔽室用磁場管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今村 定昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-152957
公開番号(公開出願番号):特開2001-332888
出願日: 2000年05月24日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】 磁気遮蔽室に印加する環境磁場中の変動磁場に対する磁気遮蔽性能を静磁場に対する良好な遮蔽性能と同等以上に改善し磁気遮蔽室が環境磁場の影響を受けない技術の提供。【解決手段】 互いに絶縁された2組のコイル群で構成した磁場打ち消し用コイルCを磁気遮蔽室1内部の直交する三軸に沿って付帯させ、室内に漏れ出た漏れ変動磁場成分に対しては、SQUID磁束計S1が検出した信号を基に漏れ変動磁場成分を打ち消す電流を磁場打ち消し用コイルCの一方に供給し、漏れ静磁場成分に対してはダイナミックレンジの広い磁束計S2が検出した信号を基に漏れ静磁場成分を打ち消す電流を磁場打ち消し用コイルCの他方に供給することにより環境磁場の影響を受けない磁場管理空間を形成する構成。
請求項(抜粋):
環境磁場を遮蔽する磁気遮蔽室において、前記磁気遮蔽室内に漏れてきた漏れ磁場を対になって検出する2種類の三軸型磁気センサと、前記三軸型磁気センサの検出信号を処理する計測回路部と、前記計測回路部の出力から漏れ磁場を打ち消す電流および増分透磁率を最適化するためのバイアス磁場調整用電流を作る打ち消し磁場発生用電源部と、磁気遮蔽室内に対向させて付帯させた磁場打ち消し用コイルと、を有し、前記磁場打ち消し用コイルに前記磁場発生用電源部の出力電流を流して、環境磁場の影響を受けない磁場管理空間を形成することを特徴とする磁気遮蔽室用磁場管理システム。
IPC (2件):
H05K 9/00 ,  G01R 33/035 ZAA
FI (3件):
H05K 9/00 H ,  H05K 9/00 Z ,  G01R 33/035 ZAA
Fターム (11件):
2G017AA01 ,  2G017AC01 ,  2G017AC02 ,  2G017AD27 ,  2G017AD32 ,  2G017AD42 ,  2G017AD51 ,  5E321AA33 ,  5E321AA41 ,  5E321AA50 ,  5E321GG07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 磁気遮蔽装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-187932   出願人:株式会社超伝導センサ研究所
  • 環境雑音磁場の除去装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-205570   出願人:株式会社東芝

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