特許
J-GLOBAL ID:200903096057042896

積層体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-210201
公開番号(公開出願番号):特開平10-044171
出願日: 1996年08月08日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 積層体の製造方法において、表皮により基材の縁部を巻き込み覆う工程を表皮の接着工程と同一として、製造コストを低減させる。【解決手段】 基材側成形型10は外周部11aの少なくとも一部を支持面11よりも低くし、支持される基材30の外周縁よりも内側となる位置に立上り面11bを形成する。基材側成形型と表皮側成形型20を互いに接近させた際に、両型の各外周部11a,21aの間に表皮となる溶融樹脂シート31mの外周部を挟持させて、この挟持された部分と基材の外縁の間にわたって形成される溶融樹脂シートの立上り壁部31maと基材の外縁部裏面と立上り面との間に空間Rを形成し、溶融樹脂シートが冷却硬化される前に立上り壁部に空間R側の方が小となるように気体による圧力を加えて同立上り壁部を基材の外縁部裏面に押圧固着させる。
請求項(抜粋):
予め成形された基材を支持面に支持した基材側成形型と、前記基材と対応する形状の成形面を有する表皮側成形型を互いに接近させ、それらの間に介在させた溶融樹脂シートを前記成形面により前記基材の表面に押圧固着してこれを覆ったのち前記溶融樹脂を冷却硬化させるようにした積層体の製造方法において、前記基材側成形型は前記支持面の外側となる外周部の少なくとも一部は前記支持面よりも低くすると共に前記基材の外周縁よりも内側となる位置に立上り面を形成したものとし、前記両型を互いに接近させた際に前記基材側成形型と表皮側成形型の各外周部の間に前記溶融樹脂シートの外周部を挟持させてこの挟持された部分と前記基材の外縁の間にわたって形成される前記溶融樹脂シートの立上り壁部と前記基材の外縁部裏面と前記立上り面との間に空間を形成し、前記溶融樹脂シートが冷却硬化される前に前記立上り壁部に前記空間側の方が小となるように気体による圧力を加えて同立上り壁部を前記基材の外縁部裏面に押圧固着させることを特徴とする積層体の製造方法。
IPC (5件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/20 ,  B29C 43/34 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
FI (3件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/20 ,  B29C 43/34

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