特許
J-GLOBAL ID:200903096067326884

冷凍冷蔵庫の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-288555
公開番号(公開出願番号):特開平6-137738
出願日: 1992年10月27日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 食品を冷凍/冷蔵し貯蔵することができる冷凍冷蔵庫において、キメ細かな温調を行なうことを目的とする。【構成】 冷凍室,冷蔵室にそれぞれ複数の温度センサと、冷凍室,冷蔵室それぞれの温度上昇度の演算手段32a,52aと、それぞれの庫内温度差の演算手段32b,52bと、外気温度検出手段31を設け、ファジィ推論プロセッサ34、54では、温度上昇度、庫内温度差、外気温度と、メモリ33、53から取り出した制御ルールに基づいてファジィ論理演算を行ない、設定温度の下げ幅を求め、これを基に設定温度演算手段35、55は設定温度を調整する。その結果に従って、コンプレッサの回転数、ファンの回転数、電動ダンパの開閉を制御する。
請求項(抜粋):
食品を冷凍し貯蔵することができる冷凍室を設けた冷凍庫において、冷凍室内の複数カ所に設けられた冷凍室温度センサと、前記冷凍室温度センサにより冷凍室内の複数カ所の温度を検出する冷凍室庫内温度検出手段と、前記冷凍室庫内温度検出手段により検出された複数カ所の温度が、冷凍室の設定温度を越えたかどうかを判定する冷凍室庫内温度判定手段と、冷凍庫外に設けられた外気温度センサと、前記外気温度センサにより冷凍庫外の外気温度を検出する外気温度検出手段と、前記冷凍室庫内温度検出手段の出力により庫内の温度上昇度を演算する冷凍室温度上昇度演算手段と、前記冷凍室庫内温度検出手段の出力により庫内複数カ所の温度差を演算する冷凍室庫内温度差演算手段と、冷凍室の設定温度の下げ幅を求めるための経験則に基づく制御ルールを記憶する第1のメモリと、前記冷凍室温度上昇度演算手段により演算された温度上昇度と、前記冷凍室庫内温度差演算手段により演算された庫内温度差と、前記外気温度検出手段により検出された外気温度と、前記メモリから取り出された制御ルールに基づいて、ファジィ論理演算を行ない冷凍室の設定温度の下げ幅を演算する第1のファジィ推論プロセッサと、前記ファジィ推論プロセッサにより演算された設定温度の下げ幅から、冷凍室の設定温度を演算する冷凍室設定温度演算手段と、前記冷凍室設定温度演算手段により演算された設定温度と現在の冷凍室庫内温度との温度差を演算する第1の温度差演算手段と、前記第1の温度差演算手段で演算した温度差が大きいときは、コンプレッサの回転数を高くし、温度差が小さいときは、コンプレッサの回転数を低くするようにコンプレッサの回転数を決定するコンプレッサ回転数決定手段と、前記コンプレッサ回転数決定手段により決定した回転数にコンプレッサを制御するコンプレッサ回転数制御手段と、前記第1の温度差演算手段で演算した温度差が大きいときは、ファンの回転数を高くし、温度差が小さいときは、ファンの回転数を低くするようにファンの回転数を決定する第1のファン回転数決定手段と、前記第1のファン回転数決定手段により決定した回転数にファンを制御する第1のファン回転数制御手段とを備えることを特徴とする冷凍庫の冷凍室の制御装置。
IPC (4件):
F25D 11/02 ,  F04D 27/00 101 ,  F25D 17/06 312 ,  G05B 13/02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-207968
  • 特開平4-161775
  • 特開昭62-059354
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