特許
J-GLOBAL ID:200903096069597087

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-041549
公開番号(公開出願番号):特開平6-191257
出願日: 1993年03月02日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 小さな暖房能力でフロントガラスの曇りを防いで暖房を行うとともに、送風機にかかる消費電力を抑え、かつフェイス吹出口より外気を吹出して乗員の快適感を与え、サイドガラスの曇りを防ぐ。【構成】 冷却器18および加熱器19の能力を変化させる、あるいは加熱器19を迂回する加熱バイパス通路21の開度を変化させることにより、吹出温度の調節を行う。これによって、ダクト2内で空気の攪拌がなくなり、通風抵抗が小さくなり送風機3、4の消費電力を抑えることができる。また、センタフェイス、サイドフェイス、デフロスタ吹出口10、11、12に導かれる第1層24へ外気を主に導き、フット吹出口13に導かれる第2層25へ内気を導くことにより、小さな暖房能力で足元へ加熱された空気を導くとともに、乗員の上半身や、フロント、サイドガラスへ湿度の低い新鮮な外気を導き、乗員に快適感を与え、フロント、サイドガラスの曇りを防ぐ。
請求項(抜粋):
乗員の上半身へ向けて空気を吹き出させるフェイス吹出口、フロントガラスへ向けて空気を吹き出させるデフロスタ吹出口、および乗員の足元へ向けて空気を吹き出させるフット吹出口を備えたダクトと、このダクトにおいて前記フェイス吹出口、前記デフロスタ吹出口、およびフット吹出口より吹き出される空気流を生じさせる送風機と、前記ダクト内に配置され、通過する空気を冷却する冷却器と、前記ダクト内において前記冷却器の空気流下流側に配置され、通過する空気を加熱するとともに、その加熱能力が可変可能に設けられた加熱器と、前記ダクト内において前記加熱器をバイパスする加熱バイパス通路と、この加熱バイパス通路の開度を変化させるクールダンパと、前記ダクト内において室外空気を導入可能に設けられ、前記冷却器を通過したのち、前記加熱バイパス通路または前記加熱器を通過させる第1層と、前記ダクト内において室内空気を導入して前記冷却器と前記加熱器の両方を通過させる第2層とを備え、前記第1層は、前記フェイス吹出口および前記デフロスタ吹出口に通じ、前記第2層は、前記フット吹出口に通じることを特徴とする車両用空気調和装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-188514
  • 特開昭60-008105
  • 特開昭63-188514

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