特許
J-GLOBAL ID:200903096072062437

燃料電池燃料オフガスの燃焼空気量制御方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-117474
公開番号(公開出願番号):特開平6-333587
出願日: 1993年05月20日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】燃料改質器に供給する原燃料の組成、負荷電流に対する流量比,燃料改質器の改質条件を変更した場合でも燃料電池燃料オフガスが安定した燃焼のできる燃焼空気量を制御する燃料オフガスの燃焼空気量制御方法を提供する。【構成】原燃料流量検出器12で検出した原燃料流量を、制御装置30にて燃料改質器5を経て燃料電池1に達するまでの時間遅れTを考慮して燃焼させるのに必要な酸素量を含む空気量と電流検出器25で検出した負荷電流に必要な電池反応に消費される酸素量を含む空気量との差は、燃料オフガスをバーナ8にて燃焼させるに必要な燃焼空気量となる。したがってこの燃焼空気量に空燃比を乗じた燃焼空気量を目標値として燃焼空気量調節器32に入力させ、燃焼空気量をブロワ18の回転数制御により制御する。
請求項(抜粋):
燃料電池にて供給される燃料と空気とにより電池反応を起こして発電するとき、燃料電池から発電量に応じて排出される燃料オフガスを、原燃料を水素に富むガスに改質するため燃料改質器のバーナに供給して燃焼させる燃焼空気量を制御する燃料電池燃料オフガスの燃焼空気量制御方法において、燃料改質器に供給する原燃料が燃料改質器を経て燃料電池に至るまでのあらかじめ求められた時間前の原燃料流量検出器で検出した原燃料量を燃焼させるに必要な酸素量を演算して原燃料用酸素量を求め、また燃料電池の出力を検出する電流検出器で検出した負荷電流に対応する発電量を発生させる電池反応に消費される酸素量を演算して出力用酸素量を求め、つぎに原燃料用酸素量と出力用酸素量との差酸素量を求め、この差酸素量を空気量に換算した後、この空気量に空燃比を乗じた空気量を燃焼空気量とし、この燃焼空気量を目標値として制御手段により流量制御した燃焼空気量を燃料改質器のバーナに供給することを特徴とする燃料電池燃料オフガスの燃焼空気量制御方法。

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