特許
J-GLOBAL ID:200903096074133838

動圧軸受装置および回転陽極X線管装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-032203
公開番号(公開出願番号):特開平7-243438
出願日: 1994年03月02日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 キャビテーションを防止でき、かつ、加工が簡単な動圧軸受装置を提供する。【構成】 ハウジング1と、ハウジング1の内側に配置されるフランジ部2を有する軸3と、軸3とハウジング1の間に封入されたガリウム合金7と、フランジ部2に形成された動圧発生溝5と6を備え、フランジ部2の外周面2cとハウジング1の内周面1eとの間の外周部間隙G10が、軸3とハウジング1との間の他の間隙G20,G30よりも大きくなされており、フランジ部2は、軸方向の一側の根元2eから軸方向の他側の根元2dへ貫通する軸方向貫通孔11と、軸方向貫通孔11に外周面2cから連通する径方向孔10とを含む断面T字形状のダクト12を備えている。【効果】 間隙10と溜め部8にあるガリウム合金7にキャビテーションが発生すると、T字形状のダクト12からガリウム合金が供給される。
請求項(抜粋):
ハウジングと、上記ハウジングの内側に所定の間隙を隔てて配置されるフランジ部を有して、上記ハウジングに対して相対回転する軸とを備え、上記ハウジングと軸との間に潤滑流体が封入され、上記フランジ部に軸方向に対向するハウジングの内端面または上記ハウジングの内端面に軸方向に対向するフランジ部の端面のすくなくとも一方に動圧発生溝が形成されている動圧軸受装置において、上記フランジ部の外周面と上記ハウジングの内周面との間の外周部間隙が、上記軸とハウジングとの間の他の間隙よりも大きくなされており、上記フランジ部は、軸方向の一側の根元から軸方向の他側の根元へ貫通する軸方向貫通孔と、この軸方向貫通孔に外周面から連通する径方向孔とからなる断面T字形状のダクトを備えたことを特徴とする動圧軸受装置。
IPC (2件):
F16C 17/04 ,  H01J 35/10
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-227948
  • 特開昭59-013113
  • 特開昭55-090722
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審査官引用 (3件)
  • 特開平2-227948
  • 特開平2-227948
  • 特開昭59-013113

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