特許
J-GLOBAL ID:200903096077435835

ATM網におけるコネクションのセルフヒーリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-260978
公開番号(公開出願番号):特開平7-115420
出願日: 1993年10月19日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 制御用に別線を使用せずに故障時の動的なコネクション救済を可能にするATM網におけるコネクションのセルフヒーリング方法を提供すること。【構成】 本発明では、コネクションや網に関する情報が各交換機に分散管理され、各交換機は他との間に設けた管理コネクションを用いて網資源の管理などを行うATM網において、交換機がコネクション障害を検出するステップと、故障箇所に対応して決められた障害時の救済手続きに従って障害を受けた管理コネクションの回復を自立分散的に行うステップと、回復した管理コネクションを用いて他の交換機に格納された前記統計情報、ユーザコネクション救済の優先度情報などを収集するステップと、それら情報を元にして救済するユーザコネクションや迂回経路などを決定するステップと、該決定内容に従いユーザコネクションの回復を行うステップとを有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
網に関する情報及び網内の各交換機間に設けられたユーザコネクションと管理コネクションを含む仮想的なコネクションに関する情報が各交換機に分散して管理され、各交換機は前記管理コネクションを利用して網資源の管理及び制御を行うATM通信網におけるコネクションのセルフヒーリング方法において、前記交換機が、自己に関連する前記管理コネクション及び前記ユーザコネクションの経路上に障害が発生したことを検出する障害検出ステップと、前記障害検出ステップにおいて障害が検出された場合、予め前記経路上における故障箇所の組合わせに対応して決められた迂回経路を含む第1の救済内容に従って、障害を受けた前記管理コネクションの設定変更をして回復処理を行う第1の回復処理ステップと、この回復した管理コネクションを利用して、他の交換機に格納されているユーザコネクション及び網の使用状態の統計情報、並びにユーザコネクション救済の優先度情報を含むユーザコネクション救済情報を収集する情報収集ステップと、この収集した情報を元にして、障害を受けた前記ユーザコネクションのうち救済すべきユーザコネクション及び迂回経路を含む第2の救済内容を決定する救済内容決定ステップと、前記第2の救済内容に従って、該当するユーザコネクションの設定変更をして回復処理を行う第2の回復処理ステップとを有することを特徴とするATM網におけるコネクションのセルフヒーリング方法。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00 ,  H04Q 11/04
FI (2件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 11/04 L

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