特許
J-GLOBAL ID:200903096077763808
粉体粒子の粒度分布を得るための方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
江崎 光史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-071686
公開番号(公開出願番号):特開平10-267825
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 沈降天秤法を用いて粉体粒子の粒度分布を得るための方法であって、全ての粒子が沈降する以前であっても正確な前記粒度分布を得ることにある。【解決手段】 所定の沈降距離と、最小粉体粒子の沈降速度とから決められる、前記粒子が所定の沈降距離を沈降し検出皿に到達するまでの沈降時間の1/100 〜1/5 までの時間の範囲内で、全測定時間を任意に分割して複数の測定点とし、各測定点毎の検出皿5の粉体全重量を測定し、その1つの測定点の任意の時間における前記全重量を、粒子の粒度分布関数fi (DP ) と、測定初期において検出皿を底面とし、この検出皿より沈降距離だけ上部の部分内に含まれる懸濁液中に存在し、計算からの全粒子重量と、前記沈降距離及び沈降速度との関係から測定点ごとに各々の計算式として形成し、演算器6を用いて、前記各々の計算式における粒子の粒度分布関数fi (DP ) がほぼ同じになるように決定する。
請求項(抜粋):
沈降天秤法により測定され得られるものであって、測定に必要である最小粉体粒子径から存在する最大粉体粒子径までの粒度分布を得るための方法であって、前記粒度分布を得るための測定装置が、沈降槽(3)と、精密測定可能な重量測定器(1)と、この測定器(1)の計測重量を常時監視する演算器(6)と、検出皿(5)と、この検出皿(5)を前記重量測定器(1)に、検出皿(5)の重量を計測できるように接続する支持棒(7)とから構成されおり、その際、この検出皿(5)が懸垂した状態で沈降槽(3)内に入れられている、粒子懸濁液中に分散された粉体粒子が前記検出皿(5)に沈降する重量の変化から前記粒子の粒度分布を得るための方法において、所定の沈降距離(h)と、粒子懸濁液の種類により定まる定数から得られる最小粉体粒子の沈降速度とから決められる、前記最小粉体粒子が所定の沈降距離(h)を沈降し検出皿(5)に到達するまでの沈降時間(T)の1/100から1/5 までの時間の範囲内で、全測定時間(t)を任意に分割して複数の測定点とし、各測定点毎の検出皿(5)の粉体全重量を測定し、その1つの測定点の任意の時間(ti )における前記粉体全重量(Gti)を、粉体粒子の粒度分布関数(fi (DP ))と、測定初期において検出皿(5)を底面とし、この検出皿(5)より沈降距離(h)だけ上部の部分内に含まれる粒子懸濁液(4)中に存在し、計算により求まる全粒子重量(Go )と、前記沈降距離(h)及び沈降速度(V( DP ))との関係から測定点ごとに各々の計算式として形成し、前記演算器(6)を用いて、前記各々の計算式における粉体粒子の粒度分布関数(fi (DP ))がほぼ同じになるように決定されることによって、全粒子重量(Go )の全粒子が前記検出皿(5)に沈降する以前に粉体粒子の粒度分布を得るための方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N 15/02 D
, G01N 5/00 Z
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