特許
J-GLOBAL ID:200903096080202655
汚水処理プラントの送風量制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-053852
公開番号(公開出願番号):特開平6-262192
出願日: 1993年03月15日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 急な負荷変動時においても、曝気槽内のDO値を安定的に所定値に保つこと。【構成】 フィードバック制御器13において、曝気槽4内のDO濃度とこの目標値に基づいて送風量偏差値が求められる。他方、汚水の流入流量、懸濁物濃度、水温、送風量およびDO濃度に基づいて、第2演算手段15の第2ニューラルネットワーク機能においてDO濃度が目標値となるような送風量が予測され、予測風量と負荷変動直前の送風量との間の補正量が求められる。第2演算手段15から第1演算手段14へ、汚水の流入流量、懸濁物濃度、水温および送風量を入力信号、送風量補正量を出力信号とする教示信号が送られ、第1演算手段14の第1ニューラルネットワーク機能の学習が行なわれる。第1演算手段14の第1ニューラルネットワーク機能において、汚水の流入流量、その懸濁物濃度、水温および送風量に基づいて、負荷変動時の送風量補正量が求められ、加算器16においてフィードバック制御器13からの送風量偏差量に第1演算手段14からの補正量が加算される。
請求項(抜粋):
曝気槽内のDO濃度を一定値に保つよう送風機から曝気槽内への送風量を制御する汚水処理プラントの送風量制御装置において、曝気槽内のDO濃度とDO濃度目標値とに基づいて送風量の偏差量を出力するフィードバック制御器と、曝気槽内に流入する汚水の流入流量、その懸濁物濃度、その水温、曝気槽への送風量、および曝気槽内のDO濃度を時系列で記憶するプロセスデータ記憶装置と、プロセスデータ記憶装置からの汚水の流入流量、その懸濁物濃度、その水温および曝気槽への送風量に基づいて、負荷変動時の送風量の補正量を求める第1ニューラルネットワーク機能を有する第1演算手段と、汚水の流入流量、その懸濁物濃度、その水温および曝気槽への送風量に基づいてDO濃度を求める第2ニューラルネットワーク機能を有し、プロセスデータ記憶装置からの情報により学習した後、DO濃度が目標値となるような送風量を予測し、この予測風量と負荷変動直前の送風量との間の補正量を求めるとともに、汚水の流入流量、その懸濁物濃度、その水温および曝気槽への送風量を入力信号、送風量の補正量を出力信号とする教示信号を第1演算手段に出力して第1ニューラルネットワーク機能の学習を行なう第2演算手段と、第1の演算手段からの送風機の補正量とフィードバック制御器からの偏差量とを加算して送風量を制御する加算器とを、備えたことを特徴とする汚水処理プラントの送風量制御装置。
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