特許
J-GLOBAL ID:200903096087924150

含塩素プラスチック廃材の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大家 邦久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-221544
公開番号(公開出願番号):特開平10-060452
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【解決課題】塩素障害がなくプラスチックを熱分解し、その残渣も製錬工程を通じて効率良く処理できる処理方法の提供。【手段】 含塩素プラスチック廃材にカルシウム化合物を加え、非酸化性雰囲気下、300〜350°Cの温度で低温乾留し、更に該低温乾留残渣を洗浄して脱塩素化した後に、この洗浄残渣を非酸化性雰囲気下で450〜600°Cの温度で高温乾留し、高温乾留残渣を製錬炉に導入し、製錬工程において該高温乾留残渣に含まれるカルシウム分をフラックスとして利用すると共にカルシウム以外の金属分を回収することを特徴とする含塩素プラスチック廃材の処理方法。
請求項(抜粋):
含塩素プラスチック廃材にカルシウム化合物を加え、非酸化性雰囲気下、300〜350°Cの温度で低温乾留して乾留ガスを回収する一方、該含塩素プラスチック廃材の熱分解によって生じた塩素を上記カルシウム化合物および混在する金属屑と反応させて該乾留温度では揮発しない塩化カルシウムおよび金属塩化物を生成させることにより上記塩素を低温乾留残渣中に固定して乾留ガスから分離し、該低温乾留残渣を洗浄して脱塩素化した後に、この洗浄残渣を非酸化性雰囲気下で450〜600°Cの温度で高温乾留して乾留ガスを回収する一方、高温乾留残渣を製錬炉に導入し、製錬工程において該高温乾留残渣をフラックスとして利用すると共にカルシウム以外の金属分を回収することを特徴とする含塩素プラスチック廃材の処理方法。
IPC (5件):
C10G 1/10 ,  A62D 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C08J 11/12 ZAB
FI (5件):
C10G 1/10 ,  A62D 3/00 ZAB ,  C08J 11/12 ZAB ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 A

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