特許
J-GLOBAL ID:200903096088305445

平坦なガスケット、平坦なガスケットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-250092
公開番号(公開出願番号):特開2001-099323
出願日: 2000年08月21日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 クラックを形成することのないガスケットを提供する。【解決手段】 平坦なガスケット、特にシリンダヘッド用ガスケットにおいて、ガスケットプレートを具備し、該ガスケットプレートは少なくとも一つの開口部と該開口部を取り囲むビードを備えた少なくとも一つの金属製シート層とを有しており、さらに、ストッパ部材を具備し、該ストッパ部材はビードが過度に変形するのを妨げており、それにより、ビードをかなり平坦化させているビードの領域においてビードに動圧を加えているときでさえ金属製シート層は損傷しないようになり、前記ビードによって形成された凹部は弾性材料によって前記凹部の深さ部分の少なくともかなりの部分が充填され、この弾性材料は圧力下、周囲温度(21度)において適切な流れ特性を有する。すなわち、弾性材料はかなり塑性変形可能である。
請求項(抜粋):
平坦なガスケット、特にシリンダヘッド用ガスケットにおいて、ガスケットプレートを具備し、該ガスケットプレートは少なくとも一つの開口部と該開口部を取り囲むビードを備えた少なくとも一つの金属製シート層とを有しており、さらに、ストッパ部材を具備し、該ストッパ部材はビードが過度に変形するのを妨げると共に、少なくとも弾性材料から構成されており、該弾性材料は前記ビードにより形成された凹部内に配置されていて前記凹部の深さ部分の少なくとも一部を充填する平坦なガスケットにおいて、前記弾性材料が少なくとも21度において圧力下で少なくとも以下のセットダウン特性、すなわち、初期の平均層厚さが24マイクロメートルである弾性材料からなる均一な平坦層の円形環状加圧領域に鉛直方向に加圧することによって、外径が65.4ミリメートルであって内径が64.6ミリメートルの加圧領域が形成され、該加圧領域の圧力が40ニュートン毎平方ミリメートルであり、21度で約0.5時間にわたって加圧し続けた後に加圧領域における弾性材料の層厚さが、最大で初期の層厚さの約85%のみになるという特性を有する塑性変形可能な材料であることを特徴とする平坦なガスケット。
IPC (2件):
F16J 15/08 ,  F02F 11/00
FI (4件):
F16J 15/08 P ,  F16J 15/08 F ,  F16J 15/08 Q ,  F02F 11/00 J
引用特許:
審査官引用 (5件)
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