特許

J-GLOBAL ID：200903096088901811

球状黒鉛鋳鉄鋳物製衝撃吸収部材及びその製造方法

発明者： 安田 久 ,  森田 茂隆
出願人/特許権者： 日立金属株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-260374
公開番号（公開出願番号）：特開2002-070908
出願日： 2000年08月30日
公開日（公表日）： 2002年03月08日
要約：

【要約】【課題】 衝撃吸収性能に優れ、安定した変形モードを示す衝撃吸収部材と、容易、効率的に製造が可能な衝撃吸収部材の製造方法を得る。【解決手段】 衝撃吸収部材は、中空部が形成された球状黒鉛鋳鉄鋳物からなり、中空部の表層部が実質的に加工硬化層を有せず、肉厚が軸方向に沿って連続的又は部分的に変化している。これにより、変形モードが一定となり、常に同じ位置で塑性変形が生起し、軸方向に連続する蛇腹状の塑性変形が進行し、衝撃エネルギーを効果的に吸収する。また球状黒鉛鋳鉄鋳物製衝撃吸収部材の製造方法は、球状黒鉛鋳鉄組成で衝撃吸収部材の素材を鋳造後、一次セメンタイトを分解する熱処理及び/又はパーライトを分解する熱処理を施した後、鉄系ブラスト材でブラスティング清浄を行い、続いて550〜670°Cの温度に1〜3時間保持する。

請求項（抜粋）：

中空部が形成された球状黒鉛鋳鉄鋳物からなり、前記中空部は、その表層部が実質的に加工硬化層を有せず、肉厚が軸方向に沿って連続的又は部分的に変化していることを特徴とする球状黒鉛鋳鉄鋳物製衝撃吸収部材。

IPC (4件)：

F16F 7/12 ,  B62D 21/15 ,  B62D 25/04 ,  C22C 37/04

FI (5件)：

F16F 7/12 ,  B62D 21/15 C ,  B62D 25/04 A ,  B62D 25/04 B ,  C22C 37/04 Z

Fターム (11件)：

3D003AA05 ,  3D003BB01 ,  3D003CA32 ,  3J066AA01 ,  3J066AA23 ,  3J066BA03 ,  3J066BB01 ,  3J066BC01 ,  3J066BD07 ,  3J066BF11 ,  3J066BG01