特許
J-GLOBAL ID:200903096089777863

移動体の相対GPS測位におけるサイクルスリップ検出方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-306992
公開番号(公開出願番号):特開平9-145816
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】搬送波追尾周波数を使って計算した移動体の瞬時速度と搬送波位相の積算値を使って計算した移動体の平均速度とを比べることによりサイクルスリップを正確に検出することができる移動体の相対GPS測位におけるサイクルスリップ検出方法および装置を提供する。【解決手段】GPS信号の搬送波の位相値を一定時間(1秒間)積算し、この位相積算値に基づいて移動体の前記一定時間の平均速度を求める。そして、GPS衛星-移動体の相対速度による送信周波数のずれを表す搬送波追尾周波数に基づいて前記移動体の瞬時速度を求める。そして、上記平均速度と瞬時速度とを比較し、これらがほぼ一致していればサイクルスリップは生じていないと判断することができ、一方、これらの差が大きければ、位相積算値にサイクルスリップが生じていると判断する。
請求項(抜粋):
固定点に設置された基準局および移動体に搭載された移動局によって同一のGPS信号を受信し、両局で該GPS信号の搬送波の周波数変位を追尾して搬送波追尾周波数を求めるとともに、該追尾した搬送波の位相値を積算し、両局の位相積算値を比較することによって前記移動体の位置を算出する移動体の相対測位方法において、前記移動局で、一定時間の位相積算値に基づいて前記移動体の第1の速度を算出するとともに、該一定時間内の任意の時刻における搬送波追尾周波数に基づいて前記測位点の第2の速度を算出し、算出された第1の速度および第2の速度を比較することによってサイクルスリップを検出することを特徴とする移動体の相対GPS測位におけるサイクルスリップ検出方法。
IPC (4件):
G01S 5/10 ,  G01S 3/52 ,  G01S 5/14 ,  G01S 13/50
FI (4件):
G01S 5/10 Z ,  G01S 3/52 ,  G01S 5/14 ,  G01S 13/50 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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