特許
J-GLOBAL ID:200903096094868478

フロントエンド装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-503013
公開番号(公開出願番号):特表平8-511871
出願日: 1994年06月20日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】空気供給源から使い捨てのピペットチップ(11)へ空気を供給する。前記供給源から前記チップを通る経路内に障害がなければ、空気は自由に流れ、空気供給回路内で前記チップより上流側に配置されている圧力トランスデューサ(12)によってわずかな背圧が測定される。ロボットアーム(20)で前記液体の表面(16)に向けてチップを下降させる。チップが前記表面に当接すると、前記液体が空気の流れを阻止するので前記トランスデューサによって検出される圧力が増加する。この増加はピペットチップが液面に到達したことを知らせる。チップを液面以下に下降させて、真空供給源を前記空気供給回路へ結合する。前記液体はチップへ吸い込まれる。トランスデューサは負圧を測定する。測定される圧力は空気の流速、液体の粘度、及びその他多数の二次的要因により変化する。流速とこれらその他の要素が既知の場合、粘度と粘度変化を測定することができる。前記チップで前記液体内に凝固またはゲル化が生じると、部分的真空度がより大きくなることから、凝固またはゲル化が検出される。
請求項(抜粋):
第1の容器から第2の容器へ液体を移し換えるための方法であって、前記方法は、気体及び移し換えようとする液体の出入りのための開口部を有する気体回路を選択的に減圧したり加圧したりできるポンプを作動させて前記開口部を通して前記気体回路から気体を圧出するステップと、前記開口部を前記第1の容器内の前記移し換えようとする液体の表面に向かって移動させるステップと、前記回路内の圧力を表わす出力信号を発生することのできるトランスデューサの出力信号を監視するステップと、前記第1の容器内の前記液体表面が前記開口部の近くに接近したことを表わす第1の閾値に前記トランスデューサの出力信号が達したときに、前記第1の容器内の前記液体の表面に向かう前記開口部の移動を停止させるステップと、前記移し換えようとする液体の第1の量に対応する距離だけ前記第1の容器内の前記液体の液面より下に前記開口部を沈降させるステップと、前記気体回路を制御可能な状態で減圧して前記トランスデューサの出力信号を監視しながら前記液体の第1の量を前記開口部内に吸引するステップと、前記開口部を前記第2の容器の近くに移動させるステップと、前記気体回路を制御可能な状態で加圧して前記第2の容器内に前記液体の第1の量を分注するステップとを備えた方法。
IPC (2件):
G01N 35/10 ,  B65B 3/04
FI (2件):
G01N 35/06 D ,  B65B 3/04

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