特許
J-GLOBAL ID:200903096096786533

発泡されたプラスチックから成る成形体を製造するための方法及び該方法を実施するための型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-510522
公開番号(公開出願番号):特表平8-502455
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】発泡されたプラスチックから成る成形体を製造するための方法が、成形体をわずかな真空及び蒸気使用量で製造可能でかつ残留湿気を著しく少なくするように構成されている。このことは、使用される型の型室を形成する壁自体が熱伝導率の悪い材料から成っていて、若しくは相応に被覆されており、型室がまず排気され、膨張可能な顆粒が過圧で排気された型内に満たされ、充填過程の後に、排気された型内に蒸気が導入されることによって達成される。蒸気圧の遮断の後に、型室が新に排気され、真空が固定段階中、維持される。固定段階を経た後に型が開かれ、成形体が過圧を用いて押し出される。
請求項(抜粋):
発泡されたプラスチックから成る成形体を製造するための方法において、 -2部構造若しくは複数構造の型(1)を用いて、該型の型室(5)を形成する壁、場合によっては型壁層(21)がガス密に構成されていて、型の型室(5)に向いた表面が熱伝導率の悪い材料から成っており、 -型室(5)を形成するために型(1)を閉じ、 -型(1)に負圧を作用させて、型室(5)を排気し、並びに型工具部分(2,3)間の分離箇所(12)の排気のために型室(5)の範囲の外側で型に負圧を作用させ、 -加熱によって膨張する顆粒を少なくとも1つの充填インゼクタ(6)によって大気圧よりも高い圧力で型室(5)内に充填し、 -充填開口(7)を閉じ、若しくは充填インゼクタ(6)を遮断し、 -排気された型室(5)及び場合によっては型工具部分(2,3)間の分離箇所(12)にも蒸気を当て、 -成形体(4)の発泡成形の目的での蒸気の供給中に負圧弁(V4.01,V4.02)の閉鎖によって負圧を遮断し、 -もっぱら負圧を型(1)及び場合によっては固定段階中に型工具部分(2,3)間の分離箇所(12)にも作用させることによって、型室(5)内に形成された成形体(4)を冷却し、 -型(1)を固定段階の後に開いて、形成された成形体(4)を押し出すことを特徴とする、発泡されたプラスチックから成る成形体を製造するための方法。
IPC (2件):
B29C 44/00 ,  B29C 33/38
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-112970
  • 特開昭49-112970

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