特許
J-GLOBAL ID:200903096097760082

再順序付方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501683
公開番号(公開出願番号):特表平8-511388
出願日: 1994年06月14日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】データパケット網において、入力ポート(1,3)から出力ポート(1,3)へパケットが転送され入力ポートから出力ポートへのパケットの転送には、例えばネットワークで運ばれる時にデータパケットはユニット(5)を通されて処理される事実により、異なる時間長を必要とすることがある。ネットワークの各入力ポートにおいて、入力ポートに到来したデータパケットのソースと行先の現在の組合せすなわち対のリスト(9)が確立される。リストにはこの組合せを有するデータパケットに対する現在の連番(NSexp)も含まれている。このリストは少数のレコードしか含まないように制限すなわち限定される。データパケットが入力ポートに受信されると、そのソースアドレスと行先アドレスの組合せはまだリストには無く、最長時間イナクティブであったリスト(9)内のレコードがオーバライトされ対応する連番(NSexp)が消去される。ソースアドレスと行先アドレスの同じ組合せを有するメッセージが再び到来すると、再開を示す、フラグ“R”がパケットに設定されるのと同時に連番(NSexp)が再開される。さらに、所定期間イナクティブであったレコードがリストから除去される。また、出力ポートにも同様なリスト(19)がありこれも長い探索時間を回避するように縮小される。出力ポートのリスト(19)のレコードが十分長い間イナクティブであれば、対応するレコードは入力ポートのリスト(9)から既に除去されているため、明らかにリスト(19)から除去することができる。
請求項(抜粋):
ネットワークの入力ポートと出力ポートの間でデータパケットを転送する方法であって入力ポートから出力ポートへのデータパケットの転送に要する時間の長さは変動することがあり各データパケットがソースアドレスおよび/もしくは行先アドレスと関連づけられる場合において、-入力ポートに到来するとデータパケットに連番が挿入すなわち付加され、連番はデータパケットの連続位置を表し、-出力ポートへ転送されたデータパケットはその連番を使用して正しい順序で出力ポートから転送され、-入力ポートおよび/もしくは出力ポートにおいて各々がデータパケットに関連する異なるアドレスを含むレコードおよび各レコードにおけるそれぞれ入力ポートおよび出力ポートに到来する次のデータパケットに関連しかつ同じアドレスに関連する現在の連番からなるリストが確立され、-このようなリストはできるだけ短くなるように限定すなわち制限され、すなわち出力ポートへ転送されるデータパケットを再順序付けできる長さとされ、かつリストはそれぞれ入力ポートもしくは出力ポートが最近受信したデータパケットに関連するデータパケットだけを含むようにされ、--それはリストを少数のアドレスへ制限し、かつ/もしくは、--所定の期間中に、このアドレスに関連するデータパケットがそれぞれ入力ポートもしくは出力ポートに到来していない場合に、アドレスおよび関連する現在の連番からなるレコードをリストから除去する、ことを特徴とするデータパケット転送方法。

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