特許

J-GLOBAL ID：200903096111635776

車輌用前照灯

発明者： 斉藤 記一
出願人/特許権者： 株式会社小糸製作所
代理人 (1件)： 森山 隆
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-350255
公開番号（公開出願番号）：特開平9-180508
出願日： 1995年12月22日
公開日（公表日）： 1997年07月11日
要約：

【要約】【課題】 配光パターン形成のための光量を減らすことなく、かつ灯具の見映えを損なうことなく、所要のオーバヘッドサイン照射を行うことができるようにする。【解決手段】 バルブ18を囲むように設けられたシェード22のシェード本体22aの内面のうち領域Bにクロムメッキによる反射処理を施し、領域Aに黒色塗装による非反射処理を施す。反射率の高い領域Bで反射したフィラメント18aからの光は、反射鏡20の反射面20aで反射してレンズ22を透過して灯具前方上方へ照射される。これにより、反射鏡20およびレンズ22に何ら手を加えることなく、オーバヘッドサイン照射に必要な光を得ることができる。一方、領域Aからの反射光はほとんど発生しないので、これによる配光パターン形成への悪影響を阻止することができる。

請求項（抜粋）：

光源体を有するバルブと、上記光源体からの光を前方へ反射する反射鏡と、この反射鏡の前方に配置されたレンズと、上記バルブを囲むシェードと、を備えた車輌用前照灯において、上記シェードの内面のうち所定領域の反射率が該所定領域以外の領域の反射率よりも高く設定されている、ことを特徴とする車輌用前照灯。