特許
J-GLOBAL ID:200903096114877096

ハンドレール用スチールコードの診断方法および磁束変化検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-122577
公開番号(公開出願番号):特開2000-313583
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 スチールコードに歪みがあるかどうかを簡単に診断できるハンドレール用スチールコードの診断方法の提供。【解決手段】 ハンドレール2の平坦部分2aの横幅全範囲のうち一部の範囲Cの上方に、励磁部6および検出部3を有する磁束変化検出器11を配置する。範囲Cのスチールコード2bを範囲Cの上方から励磁部6で励磁した状態で移動させる。磁化した状態で移動するスチールコード2bにより生じる磁束変化を検出部3で範囲Cの上方から検出する。このようにして、納入時のスチールコード2bでの磁束変化を検出して第1の検出結果を得、所定の期間運行して劣化したスチールコード2bでの磁束変化を検出して第2の検出結果を得る。そして、第2の検出結果と第1の検出結果とを携帯用パソコン10の比較部13で比較する。その比較結果を表示部14で表示し、スチールコード2bを診断する。
請求項(抜粋):
乗客コンベアに設けられるハンドレールに平坦に形成された平坦部分に、このハンドレールの走行方向に沿って、かつ前記平坦部分の横幅方向に沿って等間隔で並列して埋め込まれるスチールコードを励磁するとともに、磁化された前記スチールコードによって生じる磁束変化を検出し、前記スチールコードに異常がないかどうかを診断するハンドレール用スチールコードの診断方法において、前記ハンドレールの納入時もしくは交換時に、前記スチールコードが正常な状態で埋め込まれた新しいハンドレールの前記平坦部分の横幅全範囲のうち、一部の範囲の上方から、前記新しいスチールコードを励磁して、この励磁している位置に対し、前記新しいスチールコードを走行方向に移動させながら磁化し、磁化した状態で移動する前記新しいスチールコードによって、前記一部の範囲に生じる磁束変化を検出して第1の検出結果を得るとともに、前記新しいハンドレールが所定の期間運行されて劣化したスチールコードを、前記一部の範囲の上方から励磁し、この励磁している位置に対し、前記劣化したスチールコードを走行方向に移動させながら磁化し、磁化した状態で移動する前記劣化したスチールコードによって、前記一部の範囲に生じる磁束変化を検出して第2の検出結果を得て、前記第1の検出結果と前記第2の検出結果とを比較して、前記スチールコードに異常がないかどうかを診断することを特徴とするハンドレール用スチールコードの診断方法。
IPC (3件):
B66B 31/02 ,  B66B 23/24 ,  G01N 27/83
FI (3件):
B66B 31/02 Z ,  B66B 23/24 A ,  G01N 27/83
Fターム (15件):
2G053AA14 ,  2G053AA20 ,  2G053AB22 ,  2G053BA14 ,  2G053BB03 ,  2G053CA03 ,  2G053CB24 ,  2G053CC05 ,  2G053DB28 ,  3F321AA02 ,  3F321CF01 ,  3F321EA17 ,  3F321EB07 ,  3F321EC06 ,  3F321HA04

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