特許
J-GLOBAL ID:200903096115090600

飛しょう体の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-072566
公開番号(公開出願番号):特開平8-271198
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 スラスタを用いて飛しょう経路を制御する飛しょう体において、制御装置を軽量及び安価にすることを目的とする。【構成】 横加速度発生用スラスタ14と、ロール角回転用スラスタ12,13と、ロール角回転用スラスタ12,13によって生じた機体6のロール方向回転角速度を測定する回転角速度検出装置11と、回転角速度信号及び誘導信号によって、スラスタ12,13,14が推力を発生させるタイミングを計算し指令するスラスタ出力調整装置4とを備える。横加速度を発生させる方向を決め、ロール角回転用スラスタ12または13の推力によって機体6を回転させ、所期の回転角度となったらロール角回転用スラスタ13または12で回転を停止し、横加速度発生用スラスタ14の推力を発生させて機体6に横加速度を加え、飛しょう経路を変化させる。【効果】 制御装置全体を軽量、安価にする効果がある。
請求項(抜粋):
スラスタを用いて飛しょう経路を制御する飛しょう体に搭載され、目標と飛しょう体とが会合するように、飛しょう経路を変化させるため、スラスタの推力を制御する装置であって、機体に横加速度を発生させるための推力を出力する横加速度発生用スラスタ1個と、機体をロール方向に回転させるための推力を出力するロール角回転用スラスタ2個と、ロール角回転用スラスタの推力によって発生した機体のロール方向の回転角速度を計測する手回転角速度検出装置と、誘導装置から転送される誘導信号と上記回転角度検出装置から転送される回転角速度信号とによって、横加速度発生用スラスタ及びロール角回転用スラスタが推力を発生させるタイミングを計算して各スラスタに指令するスラスタ出力調整装置とを備え、誘導信号によって横加速度を発生させる方向を決定し、それによりロール角回転用スラスタの推力によって機体をロール方向に回転させ、回転角速度信号から回転角度を計算して、横加速度発生用スラスタの推力の方向が横加速度を発生させる方向となったときに、ロール角回転用スラスタの推力によってロール方向の回転を停止させてから、横加速度発生用スラスタの推力を発生させて、飛しょう体の飛しょう経路を変えるように構成したことを特徴とする飛しょう体の制御装置。
IPC (4件):
F42B 10/66 ,  F41G 7/22 ,  F42B 15/01 ,  G05D 1/10
FI (4件):
F42B 10/66 ,  F41G 7/22 ,  F42B 15/01 ,  G05D 1/10

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