特許
J-GLOBAL ID:200903096121204030

深穴加工用超硬質材料製ロングドリル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-031576
公開番号(公開出願番号):特開2008-194774
出願日: 2007年02月13日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
【課題】加工が困難な高硬度材に対しても深穴加工を安定して行うことができる長寿命の深穴加工用超硬質材料製ロングドリルを提供する。【解決手段】(a) バックテーパ部30の軸方向長さL1 はドリル径Dに対して3D〜6Dの範囲内で、ドリル先端のウェブの厚さW1 は0.30D〜0.45Dの範囲内であり、(b) 平行部32のウェブの厚さW2 は0.25D〜0.40Dの範囲内であり、(c) 逆テーパ部34の軸方向長さを含めて溝切上げ部18eに達するまでの軸方向長さL3 は、1.5D〜3.5Dの範囲内で、その逆テーパ部34におけるウェブの最大厚さW3 は0.30D〜0.45Dの範囲内であり、(d) 切り屑排出溝18のねじれ角は10°〜23°の範囲内である。このような深穴加工用超硬質材料製ロングドリル10によれば、工具の早期折損や異音、振動の発生が抑制されて切削加工が安定して行われるようになり、工具寿命が格段に向上する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
超硬合金等の超硬質工具材料にて構成されているとともに、先端の複数の切れ刃に連続して所定のねじれ角で切り屑排出溝が設けられている深穴加工用超硬質材料製ロングドリルにおいて、 ウェブの厚さがシャンク側へ向かうに従って連続的に小さくなるバックテーパがドリル先端から設けられたバックテーパ部と、 ウェブの厚さが前記バックテーパ部における最小厚さと同じ一定の寸法で該バックテーパ部に連続してシャンク側へ向かって設けられた平行部と、 該平行部と前記切り屑排出溝の溝切上げ部との間に、ウェブの厚さが該溝切上げ部に向かうに従って連続的に大きくなる逆テーパが該平行部に連続して設けられた逆テーパ部と、 を有する一方、 前記バックテーパ部の軸方向長さL1 は、ドリル径Dに対して3D〜6Dの範囲内で、ドリル先端のウェブの厚さW1 は0.30D〜0.45Dの範囲内であり、 前記平行部のウェブの厚さW2 は0.25D〜0.40Dの範囲内であり、 前記逆テーパ部の軸方向長さを含めて該逆テーパ部から前記溝切上げ部に達するまでの軸方向長さL3 は、1.5D〜3.5Dの範囲内で、該逆テーパ部におけるウェブの最大厚さW3 は0.30D〜0.45Dの範囲内であり、 前記切り屑排出溝のねじれ角は10°〜23°の範囲内である ことを特徴とする深穴加工用超硬質材料製ロングドリル。
IPC (1件):
B23B 51/00
FI (1件):
B23B51/00 L
Fターム (1件):
3C037DD01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 深穴加工用ドリル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-289464   出願人:オーエスジー株式会社
  • 深穴用ドリル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-222958   出願人:株式会社不二越
審査官引用 (5件)
  • 深穴加工用ドリル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-289464   出願人:オーエスジー株式会社
  • 深穴加工用ドリル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-004268   出願人:日立ツール株式会社
  • 小径ドリル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-225450   出願人:東芝タンガロイ株式会社
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