特許
J-GLOBAL ID:200903096122862588

鉄筋コンクリート造柱と鉄骨梁の接合構法及び接合部構造とプレキャスト鉄筋コンクリート造柱

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-020519
公開番号(公開出願番号):特開平10-219831
出願日: 1997年02月03日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 RC造柱とS梁の接合部において、貫通型の長締めボルトを使用して簡便に短工期で接合する構法等を提供する。【解決手段】 S梁2を接合するに十分な高さを有し、RC造柱1の横断面形状と略同形でボルト孔4を有する梁接合用鋼管3を形成し、アンボンド処理が施された長締めボルト5をボルト孔4に挿通し梁接合用鋼管3に貫通状態で設ける。前記梁接合用鋼管3を柱1の接合部に配置させて柱鉄筋を配筋し、柱型枠を組み立て、それらの中にコンクリート6を打設してRC造柱1を形成する。ボルト孔8を有する接合用プレート7をS梁2の端部に設置し、S梁2をRC造柱1、1間に建て込み、長締めボルト5を接合用プレート7のボルト孔8に挿通し、接合用プレート7上でナット9により締結する。
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート造柱と鉄骨梁の接合構法において、a) 鉄骨梁を接合するに十分な高さを有し、鉄筋コンクリート造柱の横断面形状と略同形であってボルト孔を有する梁接合用鋼管を形成し、アンボンド処理が施された長締めボルトを前記ボルト孔に挿通し梁接合用鋼管に貫通状態で設ける段階と、b) 前記長締めボルトが設けられた梁接合用鋼管を、柱における梁接合部に配置させて柱鉄筋を配筋し、柱型枠を組み立てた後、柱型枠及び梁接合用鋼管の中にコンクリートを打設して、鉄筋コンクリート造柱を形成する段階と、c) ボルト孔を有する接合用プレートを鉄骨梁の端部に垂直方向に設置し、前記鉄骨梁を所定位置の鉄筋コンクリート造柱の間に建て込み、前記長締めボルトを接合用プレートのボルト孔に挿通し、当該接合用プレート上でナットにより締結して、鉄骨梁を前記長締めボルトを介し鉄筋コンクリート造柱に接合する段階と、d) 前記梁接合用鋼管と長締めボルトが設けられた鉄筋コンクリート造柱の施工と、上下の鉄筋コンクリート造柱同士の接合、及び接合用プレートが設置された鉄骨梁の建て込みと長締めボルトによる鉄筋コンクリート造柱への接合を所望階に至るまで繰り返し行う段階と、より成ることをそれぞれ特徴とする、鉄筋コンクリート造柱と鉄骨梁の接合構法。
IPC (2件):
E04B 1/30 ,  E04B 1/16
FI (2件):
E04B 1/30 K ,  E04B 1/16 G

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