特許
J-GLOBAL ID:200903096124682579

光ディスク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅井 章弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-323794
公開番号(公開出願番号):特開平11-144325
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 接着剤の硬化速度を上げたり、ゴミや気泡を巻き込んだ時、また高速回転中でも複屈折の増加を最小限に抑え、信号特性の劣化のない高品質な貼り合わせ型光ディスクを提供する。【解決手段】 片面に一方の情報信号面L1と反射膜2を形成した基板1Bと、片面に他方の情報信号面L0と半透明膜3を形成した透明基板1Aとを、一方及び他方の情報信号面が互いに対向するよう接着剤4を介し貼り合わせ、透明基板側から一方及び他方の情報信号面に記録した情報信号を読み取る片面二層再生型の光ディスクにおいて、貼り合わせの際に生じる接着剤の内部応力を小とするため、接着剤の光弾性定数と膜厚を掛け合わせた数値が、光ディスクの使用温度範囲内で2.0×10-4mm3/kg以下に設定する。接着剤の硬化速度を上げたり、万が一ゴミや気泡を巻き込んだ時、また高速回転中でも複屈折の増加を最小限に抑えるこができる。
請求項(抜粋):
片面に一方の情報信号面が形成されてその上に反射膜が形成された基板と、片面に他方の情報信号面が形成されてその上に半透明膜が形成された透明基板とを、前記一方及び他方の情報信号面が互いに対向するように接着剤を介して貼り合わせ、前記透明基板側から前記一方及び他方の情報信号面にそれぞれ記録された情報信号を読み取る片面二層再生型の光ディスクにおいて、前記した貼り合わせの際に生じる前記接着剤の内部応力を小とするために、前記接着剤の光弾性定数とこの接着剤の膜厚を掛け合わせた数値が、前記光ディスクの使用温度範囲内において略2.0×10-4mm3/kg以下であることを特徴とする光ディスク。

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